リアルタイムで見てるのは龍騎以降というライトな特撮ファンのあたしですら当初考えていたラスト(どころか中盤以降の方向性)とは違うラストだったのだろうなぁと感じたわけですが、まぁドレイクさんのブラウスが更にパワーアップしてただけでいいです。あと田所さんの実家がお蕎麦屋さんだという設定を“こんなとこだけ”キッチリ生かしてくれたのでよかったです。そうかぁ・・・吾郎ちゃんこと三島ってあんなに強かったんだ・・・。サプリメントで生きてる人だもんなぁ、そりゃ強いよなぁ。これまで思わせぶりに凄い人(凄いワーム)オーラだしてたくせに、根岸は普通のワームと同じだったんだ・・・。凄いハッタリ男だったんだなぁ。ていうか根岸の演説聞いてる街の人の中にヘラクス・小林且弥さんとケタロス・虎牙光揮さんいたよね?なんかのたうち回ってた。くそー、最終回で素敵なサービスしやがって。
素敵と言えば「同じ道を行くのは仲間だが、違う道に立っていくのが友達だ」このセリフはすごく素敵だと思う。ああ、俺様バージョンのヒロを見るのも最後なんだなぁ。
中盤以降、いろいろと考えることをやめた理由は坊ちゃまの存在でした。最初は天道に引けを取らない根拠ナシ俺様っぷりだったのに、樹花と出会いミサキーヌと出会い、天道と出会い、カ・ガーミとは友情を結び、地獄兄弟とは兄弟の契りを交わすことで、姉の死を乗り越え一人の人間として成長していく姿を見ることが(俺の中で)主題となってることに気がついたからでした。あ、あと地獄兄弟ね。つまり、坊ちゃまが素敵で哀しい最期を迎え、地獄兄弟が光を求めて旅立った時点で、あたしのカブトは終わったんですよ。うん。だから怒らないよ。
去年のザンキさんのように猛烈好き好きキャストがいなかった反面、カブトのキャストには万遍なく愛情を抱いております。この1年の経験を経て、オトコマエたちが次にどんな姿を見せてくれるのか楽しみだわ。坊ちゃまは早々にお仕事が決まってるようだし、個人的にはヒロがどんだけチャンスをもらえるかに注目してる。とりあえずさっさと髪を切ろう!
ということで。電王がめちゃめちゃ楽しみです。