『花より男子』第7話

「いいよね、つくしは。どっちに転んでもイケメンゲットで。」
優紀よく言った。まさにその通り。それも単なるイケメンじゃなくて金持ちのイケメンですからね。少女マンガだからこそ許される展開だけど、こんなん普通にあったら許されることじゃないですから。イケメンぞろいのF4の中で、今回最もイケメンだったのは西門さんですよ。ヤベー俺ってば原作では完璧道明寺派のはずなのに、このドラマですっかり西門派になりつつあるわ。「ああいうタイプ苦手なんだよなぁ・・・」と言いつつも、泣いてる女はほっとけない西門さん。しかも着物姿!!!!!きっもっのっきっもっのっ。失恋のショックで落ち込む優紀にお茶を点ててあげつつ、「お茶は苦いんだけど、でも実はこの苦さがいい。恋愛もそれと一緒で辛くて苦い恋があって、人は成長する。優紀ちゃんにとって、今回の恋は必要だったんだよ。次は間違えないようにね(セリフ曖昧)」と慰め諭す西門さん。大人だわ〜(ウットリ)伊達に15股だか16股だかしてねーっつの。そして復讐戦ですよ。「ホントにいい男ってのはどういうもんか教えてやんの!」て・・・。そうなの!F4は無駄に暴力振るったりしないのよ。F4はあんなザコ相手に疲れるようなことしないのよ。あの照明と相まって、西門さんの神秘的なとこフューチャーですよ。ヤッベー、なんかもう虜くさいわ。その後の優紀のセリフ「知らない!前にどっかで顔だけ見たことあるぐらい!!」も良かったし、道明寺が中塚くんを殴った理由を知ったつくしの「道明寺は、あんたみたいなカスに理解できる男じゃねーんだよっ」も良かった。西門さんが「ケツの穴から内臓引きずり出してやるからな!」なんてお下品な恫喝するのは微妙でしたが・・・・・・(その後の「悪くないねぇ、おせっかいも」との対比を狙ってのことだろうけど)。

今回の西門さんナイス突っ込み。
道明寺(類に対して)「あんな女、ノリつけて送ってやるよ!」
美作「ノシだろ!」
西門「磯辺焼きかい!!」
もう、最高。

そして今回最大の西門萌えポイント、F4大バトルですよ。これって原作でいう3on3の代わりですよね?F4同士の殴りあいなんてありえなーい!けど、特に西門・美作コンビに対して伏線を張っておいてくれたおかげで、アリ・・・だなと思えた。つーか西門さんのカメハメ波めっさウケタ。道明寺と類はサマになってるというか、殴り合いの型が決まってるんだけど、西門・美作はドタバタに紛れてアホなことやってんのね。いいなぁあの二人。
美作さんといえば、いつもはウザッと思うおかみさん回想シーン、今回は良かった。勝手なことばっかりする仲間たちにいい加減キレそうになる美作さんを、美作さん=トナカイさんと例えるとは・・・。初めておかみさんの存在価値を感じました。

大バトルの末、疲れ果てた西門・美作。そして類。道明寺は「たとえ幼馴染だろうと、牧野を傷つける男は生かしちゃおけねーんだよ」となおも殴りかかろうとする。それを聞いた類は「最初からそう言えよ・・・・・・(ボソッ)」「嘘だよぉう、全部。」「司のせいでリンゴ食べられなくなったから、お返し」←か、か、か、かわぇぇぇぇぇぇぇぇ。この瞬間、初めて心からオグリッシュが類に思えました。つくしとのデートシーンからそれっぽかったというか、トイレ開けちゃっても平然としてる顔とか、道明寺のことを語るつくしを見るビーダマのような目(笑)とか、見慣れてきたせいか、類っぽい気がしてきたとは思ってたのですが、あの「嘘だよぉう」の言い方がマジ類だわ。
つーかつくし、スカートでよかったなぁ・・・。好きな男におしっこしてるとこ見られるなんて、変態じゃなければ死ぬしかねー!ってな出来事なわけですが、アレがズボンだったらと思うと・・・・・・。

今回は、道明寺とつくしの言い合いがよかった。特に桜子が余計なこと言ったせいで、口喧嘩したシーン。
道明寺「この、くそばか女!」
つくし「何よこの天パのクルクルパー!」ってとこ。
天パに天パて言っちゃダメだよ(笑)。その後で、さりげなく頭さわって気にしてる風な道明寺カワユス。そしてつくしに渡した金ピカ携帯の自分の登録名が「俺様」な道明寺カワユス。道明寺に対して素直に自分の否を認め、心を込めて謝罪のメールを送ったつくし。やっと道明寺の優しさに気付き、ようやくいい関係になれるかと思ったら・・・父ちゃんリストラキター!どんなに貧乏でも明るい母と弟くんが泣き崩れてましたよ。そのギャップがショックの大きさを物語ってます。

そして来週はやらないかと思ってたTOJ!!酒井彩名があや乃さん・・・・・・?しかも道明寺の婚約者・・・・・・?エピソードよく拾い集めて繋ぐなぁとは思いますが、道明寺の婚約者はしげるじゃないのかよ・・・・・・。ちょっとガックシ。

ガックシとか言いながら、実は予告の後のハニカミ小力が超気になってそれどころじゃありませんでした(録画で見たので)。