『エンジン』第6話

今回は地味というか盛り上がりに欠ける回だったな。春海ちゃんはすこぶるカワイ子ちゃんだったし、母親役の国生さんは、男>子供であっても根っこのとこではきちんと娘を理解してるというなかなかいい母娘関係を演じてたけど。春海ちゃんは膝の上に座って「おねがい〜」とか、オッサン(32歳は立派なオッサンだ)に対するおねだりの仕方を完璧にマスターしてるあたり、男転がしになる素質十分だな。血は争えない。とはいえやはりまだ17歳。おっさんとちょっとだけ年上の男のあしらい方は違うってことがわかんなかったんだろうなぁ。とりあえず既成事実を作るべきだったよ、春海ちゃん。
まー春海ちゃん母娘はいいとして、カリメロことトシ君が余りにも普通ってか地味ってか冴えないってかとにかくキミ誰?だったのが不満。視聴率も伸び悩んでることだし、勝地とか小池とかそこらへんの若手を使うとかさ、名前売れてない子を使うとしても、どーせならもっと押尾先生タイプのチャラチャラ男とか、くいしんぼう松岡タイプのさわやかスポーツ男だったらよかったのに。あの地味っぷりからすると二股かけるような男には見えないわけですよ。しかも春海から逃げようとするのは分かるけど、なんで普通にバイト先に来るかなー。どう考えても単なるバカでしょ。見た目もたいしたことがなくって頭もよろしくないんだよ?となると残る要素は金しかないわけですが、ビデオ屋でバイトするぐらいだから、親が金持ちってのも微妙なところ。でも二股かけてんだよ。納得いかねぇ。大輔にボコられるという前提があるにしても、なんでこんなタイプの設定にしたのか謎。
謎といえば、大輔がここまで春海のこと好きだとは気がつかなかった。先週、春海が携帯いじってるのを恨めしそうに見てたのは覚えてるけど。まー、あれだけエロエロフェロモンだしてる同年代の女が身近にいりゃ、気になって仕方ないだろうけどな。よく考えると、他人同士の思春期の若者が一つ屋根の下で暮らすって危険よね・・・。
ここまで引っ張りまくってる瑛子さんの秘密は今回も明かされず。いい加減引っ張りすぎ。元兄ちゃんもすっかりネタ要員化されてきてるし、朋美がピアノ弾くシーンにあんなに時間かけないで、もっと他に時間回せよー。1曲ぐらいならいいけどさ、夜にそんなアップテンポの曲を何曲も弾いたら近所迷惑です。つーか、実際弾いてないのは当たり前だけど、いくらなんでも曲と動きが合ってなさすぎ・・・。いくらキムドラとは言え、かなり白けた。朋美と次郎がどーなろうがどーでもいいんだけどさ、こんだけ時間使ってんだから、せめてもちっと丁寧に演出して欲しいなーと思った。結局のところ、今週は来週へのステップってな扱いみたいだし、PTAのオバちゃんたちが瑛子さんにターゲットロックしたようなので、瑛子さんの秘密もようやく明かされそうだということでちょっと楽しみなわけですが、えーっと、レースの話はどうなっちゃってるんですかね?