『救命病棟24時』第4話

最も驚いた一言。


「小島はちゃんとやってるじゃないか」


え!?マジすか!?小島よくひとりだけ自席に座ってボケーってしてるやん。こんなことを進藤先生が言うなんて・・・。
それに、やっと進藤先生のゴットハンドが見れるームキーて思ったのに、運ばれてきたぐろけんの手術シーンカットだし。
救命だと思うからむかつくんだ。これは救命の皮を被った別のドラマなんだ。
ヒロキ(ぐろけん)が突然病院を抜け出したのも、そのヒロキがタクシーで病院に乗り込めるのに救援物資が全く届かないのも、番組が始まって30分全く患者が運ばれてこないのも、元気そうなやじさんだかきたさんだかのベットが未だに一等地にあることも、MEGUMIさんのみピンクのナース服着用なことも、3日3晩寝てないという割にはどいつもこいつもこざっぱりしてることも、すべてすべてトオル議員とその秘書の為だと思えば許せるじゃないか!トオル議員の娘が母親の所ではなく、見ず知らずの少年につきっきりになってることも許せるじゃないか!この非常時に色気づきやがって!
せっかく苦労して娘のためにおでん缶と焼き鳥缶(独り占めする気マンマン)を持ってくるも、肝心の娘は患者やスタッフにばら撒いてしまい、苦笑するトオル議員の素敵だったこと。
みんなに感謝されたトオル議員は「はっはっは。私にかかればなんのこれしき」医局長「でも全然足りないんですけど」ト「じゃぁ私が救援物資を取ってきましょう」なんつってみんなの前ではいいカッコしつつもその後秘書に「何で俺がこんなことしなきゃなんねーんだよ」と愚痴るトオル議員。そこですかさず秘書が「議員。避難所にはたくさんの人がいます。テレビカメラもあるかも。アピールのチャンスですよ」と囁きます。トオル議員ニヤリ「なるほど!名前を売るチャーーーンス!秘書、おぬしも悪じゃの〜う」「なんのなんのお代官様こそ」「いっひっひ」みたいな(違う)やりとり後、意気込んで避難所に向かうも人イネー。超閑散としてます。そこで治療を続けていたオグリッシュのパパと看護師(この二人は立派に救命してます)に「みんな出て行きましたよ」と言われる始末。もはやコントの域に達してます、トオル議員とその秘書。前回の感じだとこのまま単なるいい奴になってしまうのかなーと思ってましたが、いやいやいや。トオル議員の空回りする野心は健在でした。面白すぎて進藤先生が霞んでしまってます。
うん、やっぱりこれは救命じゃないんだな。今後はオグリッシュ絡みのネタがありそうな感じだし、眼鏡+おひげ先生も戻ってきたし、もう進藤先生はいいや。忘れよう。