『救命病棟24時』第6話

ブーブーブーブー文句いいつつ、もう6話ですよ。半分過ぎちゃいましたよ。
予想通り、ヒロキさんがお亡くなりになりました。開胸心マッサージをする進藤先生が見れるかと期待したのに、45分間も地味に閉胸式心マッサージをしてらっしゃいました。しかも汗ひとつかかずに・・・。進藤先生の努力の甲斐なくヒロキの死亡が確認された後、それまでボケーっとつったってた菜々子が突然「いやー、ヒロキ死んじゃいやー(棒読み)」とかいいながら心マし始めまして、なんかデジャヴ。
その後、ヒロキの遺体を安置することができないほど、霊安室がいっぱいなことが発覚!いつの間にそんな大勢の人が死んだんだ!?あんなに暇そうなのに。さっきだってヒロキの容態が急変したとき、ヒロキの元へ全員集合してたのに。ま、今更それっぽっちのことで引っかかってたら見てられないわけですが。


それにしても、いやー今回は酷かった。
スタッフ全員に「おいおいお前大丈夫かよ?」ってな目で見られつつも、冷静に患者を診ている(ように見えていた)楓だったが、手術中に研修医でもしないようなミスをしてしまう。呆然とする楓を見かねた進藤先生は「俺が変わろう」。楓は職場放棄。ふらふら立ち去りました。なんじゃそりゃぁぁぁ!!!進藤先生ならば「今のお前は邪魔だ。婚約者のそばに行ってろ」とか言うはずじゃないか。「次はちゃんとやります」という楓に「患者にとって、次はないんだ」とか言うはずじゃないか。進藤先生変わりすぎだっての。これは救命じゃないんだって諦めてても、やっぱりそんなひよった進藤先生なんて見たくないんだよー。挙句、広島から来てた救急車が帰るのに、ヒロキの遺体を岡山まで運ぶようにお願いしたらしいし。おいちょっと待てと。進藤先生のキャラが変わりすぎてるのも納得いかないが、この非常時にいくら帰り道だからって救急車に遺体の運搬させるのってどうなのよ?途中で瀕死の重傷者とか見かけたらどうすんだと。無視ですか。心苦しいですけど、満員なんで乗せられませんてか。おかしいだろ、いくらなんでも。ついでに言っちゃえば、ドライアイスもナシ、鼻に詰め物もナシで岡山まで暖房つけた車で運ぶんですか。そりゃいろんな意味でキツイっすねーとかね。もう力抜けました。適当すぎて。
一番盛り上がるシーンなはずの救急車内の菜々子とぐろけん(死体)も、菜々子さんったら泣いてるのにちっとも化粧崩れないし、ヒロキに対する思いの大きさみたいなもんも全然伝わってこないし(それは最初からだけど)、ヒロキはそもそもビジュアル的にダメだし。肝心のシーンで盛り下がりまくり。


そんな中で、唯一のオアシス状態なトオル議員とその秘書。今回はそれほど笑えず・・・。というよりもトオル議員ったら心入れ替えそうな感じになってまいりました。
前半はこれまでどおりの小悪党コントだったのが、小島先生の婚約者(ヒロキ)が死んだことを娘から聞かされ、さらに抜け殻のような小島先生を見てしまったせいで「俺のせいで死んだのか・・・?」と医局長に聞いてみたり、密着取材!なんておいしいネタが転がり込みそうなのに、テンションも上がらず。違う、トオル議員が悪いわけじゃないから。ヒロキが死んだのは、あいつが勝手に病院抜け出して歩きまわったせいだから!トオルちゃんは何も悪くないから!て言ってあげたい。悩めるトオル議員もまた素敵なのですが。
避難所で、トオル議員を庇ってくれたおばあちゃんが、ぶち切れたトオル議員の「俺だって被災者なんだ!」て言葉に異常に反応してたのが気になるところ。今後の伏線だろうか。トオル議員の成長物語はまだまだ続く。
あと、本筋に全く関係なさそうな割には大活躍だったオグリッシュ。ボランティアを殴るシーンに意味はあったのか。実は結構いい子だってのはもう分かってるのに。でもまぁ彼も人間的に確実に成長しているようです。誰もいない病院内のベンチに座っているだけで、年上のぶっきらぼうな男性に声をかけられ慰められるオグリッシュ。まるで先週のワンシーンを見ているかのようでしたが、おひげ眼鏡先生が素敵すぎでした。「そんな医者がいてもいいんじゃないの」て妙な説得力。オグリッシュはやっぱり医者になりたいんだろうな。ていうか長男、出来よかったんだ・・・。ふーん・・・。
おひげ眼鏡先生はイヤーな奴なのかと思ってましたが、センターに入った電話連絡を誰よりも早く取ったりしていて、ん?実はいい奴?ていうよりも空気読めないだけ?おひげ眼鏡先生と進藤先生の怒鳴りあいみたいなシーンがあるかと思ってたんだけど、ここまで来てしまったらおひげ眼鏡先生にスポットが当たる回はなさそうだな・・・。もったいない。


菜々子がいなくなった途端、患者が続々運び込まれまして、来週はやっと救命病棟かと思ったらなんと岡山が主な舞台となる模様。一体このドラマはどこへ進んで行こうとしてるのでしょうか。進藤先生が岡山まで小島を迎えにいったりしたら、テレビ蹴っ飛ばしちゃうかも。
文句ばっかりなのに、気がつくと今日もいっぱい書いちゃいました。うぉー。