『救命病棟24時』第7話

おひげ眼鏡先生素敵すぎる。ここへ来て俄然出番が増えてきたおひげ眼鏡先生。
70歳のおかあさんが1人でマンションにいたのなら、そりゃ焦って帰るわ。患者よりもおかんだわよ。おかんは無事だったけど、自宅マンションは全壊だそうで、そんなそぶりも見せずに淡々と、マイペースで働くおひげ眼鏡先生。プロですよ。
おひげ眼鏡先生はコソっと、大泉はめちゃめちゃでかい声で、自分とこも大変なんですよーと今回のゲスト、店が全壊してしまったソバ屋夫妻に不幸自慢。これが救命なんだよ。毎回患者が運び込まれて、その患者を使いつつ、救命スタッフの心情や事情を描くってのが、見たかった救命なの。何も言わずにソバ屋夫婦のベットを隣どおしにしてしまう荒業も、あれが進藤先生なんだよ。こういうの見せてくれよっての。血圧があがらない原因がわからずパニくる研修医を叱咤し、すぐさま原因を見つけ出す進藤先生(ゴットハンドくるー!)なシーンもあったし、今回はよかった。やっぱり実際の治療シーンはカットでしたけど。


トオル議員の娘が喘息少年の隣りで寝てました。貴重なスペースのはずなのにいつの間にベット入れてもらったんだ!?というか、いつまでそこで寝泊りしてんだ、この娘は。疲れると(暇ができると)娘の元へやってくるトオル議員ですが、病院(しかも救命センター)は託児所じゃねっつの。喘息少年もこんなバタバタしたとこにいるよりも、小児病棟行った方が落ち着くんじゃないの?トオル議員と病院を繋ぐのは娘だけだから、その娘を病院にいさせるために喘息少年の存在が必要なんだろうけど、なんだかちょっと無理やりになってきた。母親の存在なんてなかったことになってるし。ヒロキの葬式シーンなんてやるぐらいなら他に描かなきゃいけないことあるだろ。それに、病院に帰ってきた菜々子を足元から時間かけて映しすぎ。菜々子だって分かってんだからそんな演出してもなんの効果もないでしょう。「もしかして松雪さんじゃない!?」なんて期待してくれたりするのはうちのママンぐらいですから。それはありえないよ、ママン・・・。ついでに言えば、救命スタッフ手休めすぎ。みんなでなに大歓迎してんのさ。これまでそれほど人望厚いようにも見えなかったのに。というよりも、やっぱり暇そう。


本日のトオル議員。
先週は路線変更か!?と思われたトオル議員ですが、やっぱり「なんで俺が怪我したボランティアの説明しなきゃなんねーんだよーう」「俺の責任じゃねーよーう」と秘書に愚図ってらっしゃいました。それでもブラウン管の中では凛々しいお顔で「東京は危険なんです」と大演説。この外面の良さは見習いたいです。
来週は内閣入りする模様。野心と良心の葛藤に悩むトオル議員の図が見られそうな感じ。
がんばれトオル議員。