ハウルの動く城

今年のモットー「見てからけなす」を早速実行。初めてお金を払って宮崎作品を見ましたよ。半分近くがガキ(親子連れ)という映画鑑賞は初めてだったので、始まる前から既に帰りたくなってました。ローレライの予告をやるという話を聞いていたので、とりあえずそれだけは見よう、それまで我慢だと自分に言い聞かせる。奇声を発するガキ(とその親)をセールスポイントの眼力で軽く黙らせたりしつつ、「ほんとにジブリ作品って人気あるんだ」と思ったりしました。
で、感想は、


ハウル様めちゃめちゃカッコイイ。ただし、しゃべらなければ。
(フォントサイズ最大で叫んだと思ってください)


以上。


だってやっぱりキム様なんだもの。時々何しゃべってんのか聞き取れなかったんだもの。でも「さぁ行きなさい」とか「おいで」とかそういうソフト命令口調のとこはス☆テ☆キ でした。登場シーンのあれ、悪者に追われるオトコマエに突然腕をとられ「追われてるんだ。このまま恋人のように少し歩いて」みたいな出会いのシチュエーション。あれ俺の理想の出会い方ベスト3にランクイン中なんだよーう。我ながらアホだとは思うけど、憧れなんだよーう。しかも相手はハウル様。焦った。思ってたよりもずっとカッコよくて焦った。ま、出オチみたいな感じだったけど・・・。
思ったよりセリフ少ねーと思った。さすがに制作側も考えましたか。話適当すぎるし、まず声のキャストありきで作られたんだろうな。荒地の魔女とか普通に美輪様だし。ソフィーがババくさいのも声にあわせたんだろうし(少女時代の声は別人にやらせればよかったのにというのは分かってなさすぎですか?)。見る前に調べたりとか全くしていかなかったので、3人以外の声のキャストを知らなかったわけですが、結局最後までちゃんと見て、が、が、が、我修院かよー!原田大二郎かよー!と驚愕。無駄に豪華な出演者。
時代背景もよくわかんないし、ソフィーの性格設定はあいまいだし、ハウルマルクルの関係とかなんの説明もないし、かけられた呪いはどうなったんだよとかお母さんと仲違いしてたのかよとか総理大臣!?とか、そこらへんジブリ慣れしてる人は、すんなり納得できちゃうのだろうか。
千と千尋は見てなくて、もののけはテレビで見た(アシタカラヴ)というジブリ素人な俺ですが、さすがにちょっと手抜きすぎじゃないかい?と思った。内容ももちろんなんだけど、映像も。なんかうすっぺらーい感じがしました。


大画面でローレライの映像が見れたのでよかったですよ。