『海のはじまり』第5話

いやさあ・・・専用お茶碗を買ってるぐらいならいいんだけどさあ・・・寝泊まりする部屋を死んだ娘の部屋、それも娘が使ってたそのまんまの状態で使わせるとか引くし怖いんだけど。
空いてる部屋は物置状態とか言ってたけど古い家だし客間ぐらいあるだろ。「客」じゃないからって言うんだろうけどさ、弥生という女の存在を知ってるのに否応なしに娘の部屋をあてがう水希の両親はマジでヤバイって。

そしてソファの隙間に海ちゃんのヘアゴムがあるのを見つけた津野くんが切なげな顔をしてたけど、あれ?もしかして津野くんの狙いは水季ではなく海ちゃんのほうだったりします?。
性的な話ではなく海ちゃんのパパになりたいから水季のことを助けてあげてたとか。

津野くんの真意がどこにある・あったにせよ、海が言うには「ママには津野くんしかいなかった」らしいけど、水季の両親はサポートしてくれなかったのだろうか。
産むと決めて母子手帳もらってきた日のやりとりなんかを見るに、ぶつかりあってる母娘だけど悪い関係ではないと捉えてたから津野くん「しかいない」ってことはないだろうと思ってしまうんだけど、病気になって実家に戻るまで親には頼らなかったってんならそれはもう水季のエゴだろうし、実際にはシングルマザーとして子供を産むことを認めてくれている両親がいて、さらに「父親」のところに一人で行けるよう娘を仕込んでたってのに「津野くんしかいない」と思わされていた津野くんは憐れよな(そんな役を演じる池松くんがやっぱ民放の連ドラなんぞ出るんじゃなかったと後悔してなきゃいいけどと思いつつ)。

で、水希の死因が「子宮頸がん」であることが今回明らかになったけど、また面倒くさい設定を入れてきたな・・・。
弥生に続いて月岡家も海を受け入れてくれたどころか孫として可愛がってくれそうだし、夏が海のパパを始めることにもう外的な障害はないじゃん。あとは夏が覚悟キメるだけだよな。
それに伴い海の転校問題を筆頭になんやかんやとあるだろうしその都度誰かが苦しんだり誰かと誰かが衝突したりするとしても、残り半分なにすんだ?とは思ってたけど、まさか子宮頸がんで話を作る・・・なんてことにはならないよな・・・?。
でも対視聴者にここで死因を説明する目的なら「癌でなくなった」だけでいいわけで、そこをわざわざ「子宮頸がん」としたからにはそれなりの理由であり目的があるだろうわけで、子宮頸がんの主原因を考えるとその「まさか」になりそうで・・・。