『王様戦隊キングオージャー』第4話「殿のオモテなし」

予告に居たのでそうだろうとは思ってましたが、やっぱりヒメノはあのままギラとヤンマ総長とともにトウフ国に拉致られたのか。
ガトリングぶっ放してフンコロガシ怪人を倒し「怪我人は全員城に運んで、私が治療します」と指示を出すヒメノがとても格好良かったのに、カグラギの目当てはギラであることだし民の治療があるから国に戻る・戻しなさいと言ってほしかったところがヤンマ総長と鍋奪い合っててズコーw。怪我人放置でいいのか?w。

で、カグラギはラクレスに従順なフリをしてゴッドカブトを使ってゴッドクワガタを動かせるギラという「人間」の能力を試そうとしたってところか?と思いながら見てたんだけど、ギラを捕えるという名目でカブトを借り受けつつギラ以下王たちにバグナラクを撃退させようとしたってことだったのか。

でもなんでカブトを借りたんだろうな?。バグナラクが蘇るという“予言”がまずあって、蘇ったバグナラクが「三大守護神」を狙うことまでは予言のなかに含まれてなかったとしても今は三大守護神を狙ってることは「解ってる」んだよね?。それなのにゴッドカブトを借りたりしたら自分の国にバグナラクがやってくることはまず確実だろうになんでわざわざ借りたのか、そこがわからん。
ていうか動かせなかったゴッドカブトを「人間を拒絶するなら従順に変えてしまえばいい」と無理やり「ラクレス専用」にしたらしいのにカグラギが動かすことができるってのもわからんし。

まあハチを差し置いてカブトを出さなければならない、カブトVSクワガタを見せなければならない玩具事情は察することができるけど。

自ら語っていたように「民のためなら泥にまみれて手を汚す」「オモテなし(ウラしかない)」ってことではあるのでしょうが、ヤンマ総長やヒメノと比べると人間性がまだわからなくはあるけど(ギラの「操り人形には何も守れぬわっ!」にハッ!となってたからここで考えを改めるのかと思いきや、リタに引き渡すことも含めて「全て思惑通り」ってことなんだろうからまあ食わせ者ではあるよね)、赤青黄が「わかりやすい」からこういう腹が読めない大人キャラがいるのはいいと思う。

鍋に夢中で自分の話を聞かない三人に対し大鍋乗せたちゃぶ台ひっくり返して(アツアツの鍋を素手でキャッチする黒子がつよすぎるww)「チキューの台所を失うとはこういうこと。このままチキューのてっぺんをバグナラクに明け渡すのか?奴らの我儘を許すということは国も国民なにもかも奴らに差し出す覚悟がおありと見える。子供たちの未来はどうなるオウオウオウ」とそれぞれをピンポイントで擽るワードを入れつつその気にさせる口八丁に

「俺様が世界を支配するのだ!」
「作戦は俺が立てる。足引っ張んなよ、スカポンタヌキ共」
「なんでもいい。あいつらの首は私に頂戴」

ってまんまと乗せられる三人めちゃめちゃ面白いww


そしてそんなカグラギの「腹の内」についてそこまではっきり悟ったわけではなくとも気づけるヤンマ総長の

「服が汚れんぞ、お姫様」

にギャヒーーーーーーーーーン!!となったんだけど、それに

「汚される前に倒せばいいじゃない」

と応えるヒメノ様がカッコよすぎるっ!!。