『ファーストペンギン』第5話

和佳が「先生」と呼ぶ人物が片岡さんの息子であろうことは予想できたけど、すっくんの主治医という関係性にはびっくり。自宅らしき場所で通話してる印象しかないんでメンタル系のアドバイザーとかそんな肩書なんだろうぐらいに思ってたってか片岡さんの息子が医者のセンはなかったわー。
って、そうか、連れ子だから片岡さんのDNAは入ってないのか。ならまあ納得w。

で、一旦は仲直りした父と息子なのに、息子が自分はゲイであるとカミングアウトしたことで父親が再び縁切り宣言からの和解という流れでしたが、片岡さんの「男同士でパートナーなんて、そんな『気味の悪い』医者に誰が診てもらいたいと思うか」ってな発言は、これ本音じゃないのかなぁ?。
前半で「父さんと結婚してなかったら母さんは死なずに済んだかもしれない」という祐介の発言の『真意』を片岡さんが理解する流れを描いていたので、息子がゲイであることを知っての片岡さんの発言は「息子のことを思って」あえて酷いことを言ったんだってことなのかもしれないけど、わたしはそうは感じなかったんだよな。
片岡さんの「ゲイ」に対する認識は片岡さんが言った通りで、気持ち悪いと思ってはいるんだけど、でも社長に言われたことだしとりあえずは目をつぶるというか目を逸らすというか、そんな感じに見えるんだよね。

主人公がこの港町にやってきてさんし漁船団と仕事をするキッカケであり道筋を作った人物であるわけだから本筋に無関係だってことはないけど、でも「シングルマザーが寂れた港町を立て直す」話に先生の問題は余計だとは思うわけで(それで言うと志田未来ちゃんのそよさんが事務員として会社に入ることになった経緯(和佳とのやりとり)や、スマホを貰った漁師たちのドタバタをもっとしっかり見たかった)、片岡さんと先生が再度の和解をしたことでこの話は終了ですってんでいいっちゃいいんだけどさ、“古い価値観で生きてる漁師のオッサン”であることはわかるんだけど、片岡さんの人間性にイマイチ信用が置けないというか、魅力的な人だなとは思えないのは自分の発言のなにがマズかったのかを理解することなく流されるがまま問題解決しちゃってるからなんじゃないかとは思う。


なんてことはどうでもいいのよ!永沢くんは何を言ってるの?????????子供ってなに?犬の子?猫の子??????。