家に招待したらみほちゃんが犬塚翼の元へ走ってしまったもんだから雉野は犬塚を警察に売り、逮捕された犬塚翼は鬼頭ゆり子刑事に取り調べを受けることになりましたってんでさあどうなる!?どうする!?とワクワクしながら35話を待ってたんだけど、いきなり雉野が完全にメンタルやばいことになってて(「一番長かったなあ・・・私への批判が」と呆然としながらつぶやく教授クッソ笑ったw)(でも「お前は金もないのになんでランチを食べてるんだ!また俳句で払う気か!それが人として正しい生き方なのか!」は正論すぎるww)、いやいやこれまじでどうすんだ!??と思った次の瞬間取り調べすべく犬塚翼を前にした鬼頭ゆり子刑事が「イケメン・・・指名手配犯の松竹梅でいうと・・・松ね」とか考えてて、その後も「松」「松」と言い続けててww、そんで“みほちゃん”を見かけて「君は雉野みほ!僕の奥さんなんだよ!!」と夏美に襲い掛かった雉野が犬塚と同じブタ箱に入れられ報奨金の取り分について話し合うというトンチキ展開に、ああドンブラザーズだなー(笑)と、めちゃめちゃハードな状況下にも関わらず「いつもの感じ」にホッとしつつも、え?でもこれ今招集掛かったらどうすんだ?と、みほ=夏美が雉野と犬塚の知るところとなったとしても、犬塚翼がイヌブラザーであることさえ雉野にバレなきゃドンブラザーズの活動に支障はないだろうけど、同房に入れられてる最中にドンブラスターが出現したらアウトだよな・・・とか思ってたら警察と取引して指名手配解除&釈放されましたってんで(でも雉野は逮捕されたまま?)なるほどうまい!となり、そんでもっての『喰らえ!青春スロー』に爆笑してたら、え?犬塚翼が獣人化・・・・・・・・・・?。
と、ここまで一息の勢いでまさに体感5分の怒涛の展開また展開についていくのが大変です。
ってか「なにも知らない犬塚翼」でお馴染み犬塚翼さんから「指名手配犯」という肩書がなくなったと思ったら、今度は「獣人化」して「猫」になるとかちょっともう・・・犬塚翼の立ち位置があまりにも異色で異質すぎて。
タロウや陣さんですら知らないであろう「(猫)獣人界」に飛び込み「獣人化」システムを身をもって知ることで「なにも知らない犬塚翼」から「いろいろ知ってる犬塚翼」に変化するというこの構成がすごすぎて震えるわ、マジで。
だってこの男、「いずれ、愛という名の血を流す」んでしょう?。
獣人の仕組みが明らかになることで「雉野みほ」はほんとうに「いない」ことが解ってしまった一方、予告に犬塚翼が二人いたので獣人界に囚われた犬塚翼はなんらかの方法で脱出または救出されそうだけど、それはつまり夏美たち獣人化してしまった人間たちも元に戻れる可能性が出てきたということになるわけで、雉野は愛するみほちゃんを失うどころか「存在していなかった」という事実を突きつけられてしまうわけで、ソノニの予言からして犬塚翼もまたハッピーエンドにはならないのでしょうし(てか犬塚翼は「夏美が戻って来た」と思ってたけど、みほとして雉野と暮らし犬塚の改めてのプロポーズを受けた夏美は夏美の姿をパクった獣人でしかないんだよね・・・)、それも含めて『すべての元凶・ドン王家の者』であるタロウが『背負う』、ということになるのかな。はー、つくづくすごい作品だわ。