『霊媒探偵 城塚翡翠』第2話

いやー、いやー、これドラマだけ見てたら1話完結で描かれる「事件」がつまらないだろう・・・。事件の内容も推理の過程も謎解きも、小説ならそれほどでもなくてもドラマにすると地味すぎて、というか「1話」として作るほどの事件ではなくて(原作からして大きな流れのピースとしてのひとつの事件ってだけだし)、でもだからといって膨らませるためにドラマオリジナル要素を入れたりせず、演出で誤魔化すこともせず(あ、うそ今回の入江くんのヅラは盛ったねw)、淡々と描いているところは(先のことを知ってるがゆえに)評価してるんだけど、小説であれば我慢して読み続けることができても「連続ドラマ」という形になると『やめるタイミング』が定期的にあるわけで、これでは回を重ねるごとに脱落者が増えてしまうだろうことがもどかしい。
おそらく原作を知らない人は初回を見て清原果耶ちゃんが「降霊」として「被害者になる」のが毎回の見所だと思っただろうし、だから演技力に定評がある清原ちゃんだし、2回目にして「おじさん」というチャレンジングな降霊になるのかとワクワクしたら「やっぱり無理でした・・・」ってなんだそれとなったのではないかと。原作を読んでいなかったらわたしはきっとそう思っただろう。
だからリタイアとなってもやむなしなんだけど、でもリタイアしたらそこで終了なんですよ。だからこそ「縦軸」が重要になるんだけど、これはその縦軸の見せ方が難しいんだよな。

なにが言いたいかというと、みんな頼むから頑張って見続けてくれよな!ってことなんですけども、なんでそこまでもどかしく思うのか自分で自分のメンタルが謎w。