『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン30話「ジュートのかりゅうど」

9月に入ったら物語が大きく動くとは聞いてましたし、ソノイの死を筆頭に次から次へと濁流のように押し寄せる情報を処理するのにアップアップ状態ですが、今回はもうこれしかない。

次 回 は よ ! ! ! ! ! ! 

何も知らないことでお馴染みの犬塚翼さんがついに雉野が愛する妻のみほちゃんが夏美と同じ姿形をしていることを知ってしまい、次回はいよいよ犬の正体バレ回か!?
ってな予告ですが、バレるかと思たらバレなかったー!に一票入れたい。

脳人の世界を維持するには人間の揺らぎが必要で、その揺らぎをもっと効率的に摂取できるようにドン家が造ったのが獣人という存在だと。だから自分たちに罪はないと獣人は言う。
しかも獣人は人間を「コピー」していて、獣人が死ねばコピー元の人間も死ぬと聞かされてしまったタロウはいつ「どこかで見たことがある女」が雉野の妻であり犬塚の恋人であると気づくのだろうか。そしてその時タロウはそのどっちに転んでも悲劇にしかならない情報に対しどんな判断を下すのだろうか。

でも肉体の乗っ取りではなく「コピー」だということは、ガワはまったく同じだけど夏美(人間)とみほちゃん(獣人)は別個体ということになろうわけで、どうにかして両者の繋がりを断ち切ることができたならば犬塚も雉野も両方が愛する人を抱きしめることができる未来が待っている・・・という期待は持ち続けたい。

しかしこれだけ怒涛の展開続きなのでそちらが疎かになるのは仕方がないことではありますが、ヒトツ鬼という要素が完全に「どうでもいい」扱いになってて(今回とか辛いもの好きが嵩じてヒトツ鬼になりましたとか適当がすぎんだろw。辛さに慣れてどんどん辛味の量が増えていくってのは辛い物好きとして理解ができるからわからなくはないんだけど、そんな理由で鬼になられちゃそこいらじゅうヒトツ鬼だらけになっちゃうよなw)、今は獣人を掘り下げるターンであることだしいっそヒトツ鬼は登場せずともいいのではないか?と思ってしまう。トラドラオニタイジンの販促期間だから出さなきゃいけないにしてもジロウの扱いも完全にどうでもいい感じだし、ドラマパートだけじっくり見たいと思ってしまうダメな大人でスマン。