『機界戦隊ゼンカイジャー』第32カイ!「怒るサカサマ!まさかサルかい?」

お約束ネタのひとつである入れ替わり回でしたが、入れ替わってしまったことによるハチャメチャはゾックス&フリント兄妹に任せ(2人とも可愛くて変身シーンどれだけ見返しても見たりないっ!!)(介人とステイシーは声を本物がアテレコせずともそのまま駒木根くんがステイシーを、世古口くんが介人を演じてほしかったけど、ゾックスとフリントはさすがに無理だろってか無理すんなってことになっちゃいそうだから、そこはやっぱり声はアテレコで正解だったと思う)、サカサマワルドの能力はフルCGをここぞとばかりに活かせるロボ戦で発揮させつつステイシーの『孤独』をより掘り下げる話にしてくるとはつくづくすごいわゼンカイジャー。

期せずしてトジテンド(パレス)に行けることになって全力全開で父ちゃん探すぜ!と移動ゲートに飛び込んだ介人だけど、そこで自分のあずかり知らぬところで牢に囚われている一般人&一般キカイノイドを目の当たりにし、さらに「トジテンドでのステイシーの立ち位置」を介人が知ることになるとかそうくるかーと唸らずにはいられなかったし、一方カラフルで目を覚ますことになってしまったステイシーは、ヤツデの優しさのみならず、ゼンカイジャーの仲間に心配され老若男女問わず客に慕われ頼られたことで「介人の居場所」がどんなものか思い知り、つい「このまま元に戻らなければ・・・」と考えてしまうというこの対比には胸が震えた。

その気持ちを捨てるために自らサカサマワルドを倒したステイシー。
ステイシーの中身がステイシーではない何者かだと解ったうえでステイシーを逃がしたゲゲ。

今回は間違いなくゼンカイジャーという作品にとって重要な1話となるだろう。
って、今回のタイトルちょっと意味がわからんのだが・・・と思ってたんだけど、回文ってマジか!。ほんとだ回文になってる!。

と感動した次の瞬間予告がアレですわ・・・・・・(笑)。