大二のなかから生まれた悪魔であるカゲロウ曰く、大二の望みは「兄貴のいない世界」ってマジか・・・・・・。
兄貴に対してコンプレックスを抱いてることは明らかだけど兄貴がいなくなればいいとまで思ってたってのは驚いたというか、五十嵐家の闇はわたしの想像よりもさらに深いんだなという衝撃が・・・・・・。
てかもう完全にカゲロウに乗っ取られ状態なのかと思ってたけど、時々大二に戻ることもあるんだね。
起きたら（意識が戻ったら）トイレに転がってて服どころか爪まで黒く塗られてる大二のメンタルが兄貴の件とは別方向でも削られそうでますます心配に・・・・・・。
でもそんな大二を「五十嵐大二を止めます」宣言してくれたヒロミさんが！ヒロミさんがマジカッコいい！！デモンズのルックスもめっちゃ好み！！。
「我が命をかけて」だなんて滾らずにはいられませんが、でもマジで「我が命をかけてる」かもしれないという不安がすごくある。
ヒロミさんに限らず仮面ライダーになることのリスクが明らかになる時が来るのが楽しみだけど怖い。
開発者である「狩ちゃん」は当然リスクを承知してるとして（スネ方がキモイｗｗ）、若林さんはどうなのかなぁ。
デモンズの格好良さはそれとして、今回のゲスト話がおざなりだったのはいかがなものかなという気がする。
ゲスト話のとっかかりとして、お悩み相談として持ち込まれる案件とフェニックスから任務として課せられる案件の2パターンあることはいいと思うんだけど、今回の父親ってこれ一輝の幼馴染と同様に悪魔と上位契約を結んで一体化した状態だったわけだよね。
息子が盗難事件を起こした（と疑われている）ことを理由に停学になって、自分の息子がそんなことをするはずがないという強い否定の感情からバイスタンプを使って悪魔を実体化させ窃盗を繰り返す息子を捕まらないようにアシストするところまでは心情的に理解できるとしても、そこから上位契約を結ぶところまでいく理由がわからない。否定してもしても息子は窃盗を繰り返すわけだから、行きつく先が上位契約でも仕方ないかなとは思うけど、であればそんな「親心」に対して成人になりたてぐらいの若造が「まだ子育ては終わってない」と諭すだなんて上から目線なんてもんじゃないだろ。息子の改心も軽すぎるし。
得てして仮面ライダー（の主人公）は他人に対し敬語が使えないもんだけど、一輝はフェニックス本部を出るときにジョージと若林さんそれぞれに対し「失礼します」と言って頭を下げて退出してて、お！ビジネスマナーはそれなりに身に着けてんだなと感心したのに、やっぱりこういう言い方をするんだなとガッカリしつつ、他人の家庭にこれだけ偉そうに口出ししておきながら弟の気持ちを全く理解してないとか、皮肉すぎてぞわぞわする。
これからもお悩み相談と任務の2パターンでいくなら、ゲストの話にストーリー性を持たせるのはお悩み相談だけで、任務のほうは悪魔を使って悪事を働く人間を見つけて戦って解放するってだけでいいんじゃないかな。そんで後者で縦軸話を進めていくって形で。
