『ボクの殺意が恋をした』最終話

詩織さんの復讐それ自体は心情的に理解できるし、その時SOSという「力」があったがために復讐という殺人を隠蔽できてしまい、それゆえにこの先SOSとして悪人を罰していくことが自分の使命でありそれこそが殺された息子の生きた証になるのだと、その理論に詩織さんが取り憑かれてしまったこともまあわからなくはないけども、だからといって一連の事情を知られてしまった小池徹平を殺した時点でアウトなわけで、だから自分の単独行動として全ての罪を一人で背負うという判断含め詩織さんの扱いは納得だし、まさかこけしのことに気づいてないのか!?と思った丈さんもちゃんと気づいててもろもろ全て「作戦でした」で安堵したし、それが丈さんとデスプリンスの共同作戦であったことはわたしの念願叶ったり!だし、こけしお嬢様とデスプリンスがお付き合いをはじめたし、まさに予想通り&希望通りの大団円でした。

え?丈さんが殺し屋やってたことは詩織ちゃんが全部被ってくれたってことでバレずに(自首せずに)済んだってことなの?警察にしてみりゃ問題は詩織が犯した復讐殺人とそれを隠蔽するためにジャーナリストを殺したことであり、それ以前の案件は知らぬ存ぜぬなんだとしても、丈さん的にはそれでいいの?とは思うけど、「詩織ちゃんの気持ち」を尊重したってことで納得できるし。

ていうか、詩織さんの告白を聞いて泣いてるデスプリンスってだけで満足ですわw。

詩織さんを嵌めるために協力したわけだから無関係というわけではないものの、でもやっぱり雇われたってだけで心理的には無関係のくせに泣いちゃうデスプリンスに会えるこの数か月はとても楽しい時間となりました。ぶっっっっちぎりで今期イチ愛せる男であった。デスプリンスは鈴木伸之の代表作として語り継がれることになるだろう。

ていうかデスプリンスとこけしお嬢様のトンチキラブコメドラマを作ってもいいのよ?いいのよ日テレ?。