『七人の秘書』

ああなるほど、「七人の秘書」は秘書として派遣されるのではなくそれぞれ秘書業務を「本職」としていて、依頼を受けて“仕置き”をするスタイルなのか。

復讐でも仕置きでも最終的に「盗聴映像を流す」以外に方法はないんかい!ていうかそれにしたって不格好なスタイルで女にビシバシしごかれてヒイヒイしてるところとリストラ候補をダーツで決めようガッハッハと笑ってる映像って『初回の仕置き』にしちゃショボすぎない?(肝心の「不正の証拠」はどこいった?)ってことと、行員思いの良い人だったっぽい空気になってるけどでもそのオッサンこんだけポンコツなのに正社員の若い秘書を愛人にしてるからね?(肉体関係がなくったって関係性としては紛れもなく愛人だろ?)ってことは引っかかるけど(そこを“ツッコミポイント”として作ってるならいいんだけどたぶんこれそういうつもりじゃないと思う)、今回は木村文乃広瀬アリス=銀行の話で、同じように毎回その回のお当番が本職の業界に因んだネタを描くってことならば目先が変わるし連続ドラマの構成として悪くないんじゃないかな。まあ結局やってることいつも同じじゃんってことになりそうな気はするけど。

でも仕置きモノにしちゃ悪人が小物すぎるというか、ヤマシゲを動かして不正融資で私腹を肥やし、バレそうになるとヤマシゲに罪を被せて知らんぷりするつもりだったってことは見てりゃわかるもののそれは台詞として言ってるだけで実際に悪事を働いてるところを見たわけじゃないから(ヤマシゲを突き放したところは江口目線で見せられたけど)常務が「見ないでくれー」って尻もちついてアワアワしててもスカッと感がない。初回延長したというのに話がこれだけペラいとなると期待はできないかな。

と思いつつ公式を確認したら相関図に東都銀行の行員たちが「元」扱いで載ってんだけど、え?この人らレギュラーなの?銀行の話は初回で終わりじゃないの?。

って『謎の男』役で坂口拓とあるんですけど、拓ちゃん出るんか!!
って、え?このドラマばりばりアクションとかやる感じなん?坂口拓だしてアクションさせないとかありえないとして相手にするなら菜々緒様しかいないけど、この先菜々緒VS坂口拓なんてものが拝めたりするんですか!?菜々緒様のハイキックを二の腕で受け止める坂口拓とか!?
ってことはわたし最後まで見続けないといけない感じですかね?マジかー。