『私の家政夫ナギサさん』第5話

このドラマの縦軸は、母親と二人の娘との関係、ひいては「家族」というものを描くことにあるのだろうと思ってここまで見てきたんだけど、姉に掛けられた「やればできる子」の呪縛は“今じゃそれがプラスになってる”的なことを今回サラッといってたぐらいなんで別に重圧とかじゃなかったみたいだし、妹とは完全に和解できちゃったし、わたしは今までなにを見てたんだ?という感じ・・・。
ていうかもうこれで家族問題は解決しちゃったみたいだから、主軸としては新しい総合病院の建設に伴うあれこれ=お仕事話と恋愛ってことになるのだろうか。正直どっちも興味ないんだよな・・・・・・。
あーでも副支店長と馬場さんがいなくなっちゃったことで、メイにかかる負担はこれまでの比じゃない+相談できる上司もいないってんでお仕事話はハードモードになるのかなぁ?(馬場さんが育休に入る日にも支店長が花束貰った日にも冨田靖子の姿がなかったことが気になる)。

ってところでナギサさんが業界トップの製薬会社でMRやってたことが明らかになりましたと。
ってことは副支店長と馬場さんの代わりはナギサさんが務めるってことになりそうだけど、つまりオン(仕事)もオフ(家事)もナギサさんが支えちゃうってことになるんだろうけど、これ原作通りなのかなぁ?撮影状況的に出来るだけ人数を減らそうとしてのことってことはないだろうか。

それはそうと、お父さんの還暦パーティのメニューがなかなかの炭水化物祭りだったような(笑)。
「思い出の料理」をテーマにしたのは素敵だけど、いきなりグラタンから始まってアジの南蛮漬けを挟んでちらし寿司でしょ、さらにハンバーグを挟んで最終的に焼きそばとか出てきてたよね?(笑)。
いかにも思い出料理らしいっちゃらしいし、“大盛のさくらでんぷちらし”も“私には出せない味の我が家のハンバーグ”も、単品でみれば草刈さんと趣里さんの泣き演技込みで母と娘の三年間を溶かすのも納得のメニューなんだけど、この家族構成でこのボリュームはキツくないか?ってことが気になって(笑)。

てかお品書きを用意したいというナギサさんにメイが「料理の名前は私が考えます」と豪語してたものがあの小学生が書いた紙芝居みたいな「お品書き」と「メニュー名」ってところに、ああ・・・メイさんのセンスですね・・・仕事着見てたらわかります・・・となりましたw。
ついでに言うとお礼に渡すつもりの高級牛肉をあれだけ片寄らせるあたり、メイは家事ができない以前に根本的になにかが足りないように思うの。演者が多部ちゃんなんでそこが魅力になってしまっていることがはたしていいことなのかどうか。


ところで今回のナギサさん、ちょっとオネエっぽい瞬間なかった?w。