番組開始前は確か「1話完結」を謳ってたような気がするけど(わたしはそのつもりでした)、登場人物紹介の初回は西部警察を彷彿とさせる勢いと派手なカーアクションで「そういう感じなんだ?」と思わせ、続く2話では松下洸平をゲストに招いてのガッツリ人情話で「初回と雰囲気違うけどなるほどこんな感じなのね」となったところでその2話の雰囲気を保ちつつ今回は4機捜の若手を掘り下げると、アンナチュラルの刑事コンビで釣っての本命はハマリすぎる岡崎体育の起用か!なるほどねーと思ったら(台車運ぶ姿がキモぴったりすぎて・・・)(スタンガン何度もあてられてビリビリ痛がる伊吹と志摩に笑ったわw。こういうの好きw)菅田将暉出ちゃったよ。
悪戯通報してた高校生たちはほんとに襲われた女子高生含め「やったことの報い」は受けたらしいけど一人逃げたヤツと明らかな隠蔽工作をしてる校長はどうなるんだ?ってのを含めここで1話完結ではなくなるということなのか?。
でもいくら“特別に新設されたチーム”だからとはいえ“機捜”としてはこれ以上関わることはできないだろうから、今回の話はとりあえずこれで終わりとして、伊吹と九重のどちらがどちらの少年を追うかのやりとりを経ての「追いかけたのが(追いかけてきたのが)九重だった」ことが一人だけ「別の道」に進んでしまう『分岐点』であった少年の話ってのは菅田将暉の存在含め最終回付近で「その後」を描くのかな。
九重自身が言ったように、最終的にはそちらを選んだ「自己責任」なんだけど、その選択肢に至るところで誰かの関わりがあって、それは背中を押すという関わり方だけではなく背中を押さなかったという関わり方もあって、「それ」を理解したとき九重がどうするのか。
やったことは所詮「悪戯通報」なわけで、陸上部が廃部になった背景を考えれば情状酌量の余地はあるだろうしこのまま行方不明になるようなことじゃないとは思うよね。「普通」は。実際四人は(ネットで実名を晒されるという社会的制裁を受ける覚悟まではなかっただろうけど)罪を認めたわけだし。
四人と逃げた少年の違いはなんなのか。
それは九重の話として描かれるのかそれとも更なる驚き=繋がりがあるのか。
伊吹も志摩も過去に曰くがあるみたいだし、物語のなかで九重をこういう形で動かすならば陣馬さんにもなにかあるだろうし(それを期待しちゃうし!)(「組対に呼ばれる」ってな会話はその布石なのでは!?)、野木脚本だと思うと誰とどう繋がるかわからないというか、誰がどうなってもおかしくないというか、そんな不安と楽しみがある。