『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード2「リーダーの証明」

初回の感想で“女子二人(特に桃)がこのユニフォームで活動することを受け入れた経緯が知りたい”と書きましたが、キラメイジャーにスカウトされ初回は制服姿で戦いに参加した充瑠が2話の冒頭で当たり前にユニフォーム姿になってて「似合うじゃん」とか言われてるってことは、たぶんみんなこのペカッペカのユニフォームを普通に受け入れたんですね・・・w。時雨さんもw。

で、なんでラグビーなのかはわかるけど、なんでラグビーなのかわからない(笑)。
遊園地に遊びに行っていきなりあんな気持ちの悪い人たちと強制的にスクラム組まされて、トライされたら爆発とかものすごく厭だ(笑)。妙にラグビーのルールに拘ってるところがさらに(笑)。
そんで次はクールキャラが頭に万力(笑)。他の4人なら万力ついててもとりあえず支障はないかもだけどよりによって俳優に万力って無理だろ(笑)。

ずっとこの調子でいくかはわからないけど、とりあえず序盤はこんな感じでいくのかな。初回はキラキラ眩しすぎて気持ち的についていけるかな・・・という若干の不安がありましたが、昭和戦隊のニオイがするこのノリは嫌いじゃないですw。

ていうか名乗りの決めポーズがダイナミックすぎんだけどwww。これ素面でキメたら伝説になるだろww(EDダンスの青を見る限りまず無理としか思えないけどw)。

でも「5人が揃いひとつになって戦わなければならない」と半ば命令的に言われたのに対し「まず個々人がキラキラできなきゃ意味がない。それぞれがそれぞれの場所で輝くための5人なんだ」という「リーダーとしての答え」を2話にして言わせちゃうってのはなかなかにすごいな。そういうのってまずは個人の話を一巡したうえで、1クールが終わるあたりでやりそうなもんだけど、ここからスタートするんだ?ってちょっとびっくりしたわ。
それをそれぞれの分野で一流の4人と比べたら「単なる一般人」である充瑠に言わせるってのも、まだ2話ってこともあるしそこに至る流れを作るの結構難しいように思うけど、瀬奈に対しああいうことを言えるからこそイマジネーション能力の持ち主なんだろうという謎の説得力があって、つっかかってた瀬奈が「リーダー」として認めるのも納得だし、為朝も引き際は心得てるし(というかこの人はなんだかんだいいながらみんなのフォローをしてくれる次男ポジションだろ)、無駄にギスギスしないのは見ていて気持ちが楽。

「5人揃って戦うこと」をそう言われたからとなんの疑問も抱かずに受け入れたり、不満を抱えながらも従うのではなく、まず自分ありきというか、キラメイジャーとして戦うことだけでなくそれぞれに明確なやるべきことやりたいことがあって、一人一人がきらめくためにみんなで支え合おうってのは時代性を感じる。
あと怪人がボスと「保険の契約」を結んでるから倒されてもエナジーは溜まっていくという設定もなかなか現代的w。

早くもコピーロボットだしちゃったよ!と思ったら、「代役ん」は見た目そっくりで変身もできるけど性能的には本人よりもだいぶ劣るようで、能力までも完コピだったら仕事とキラメイジャーの両立も余裕ってか、代役んを5体作ってそっちに戦わせればいいじゃんってことになるけど、この設定はドラマ作り的に使い勝手よさそう。代役んに自我があるのかわかんないけど、〇〇さんの代わりをちゃんと務められない自分が情けない・・・って落ち込んじゃう話とかあったらわたし泣いちゃうかもしれない。

で、今回の瀬奈の話は結果オーライだったってだけで、本業>キラメイジャーがどんなときでも通用するわけはないよね。いずれキラメイジャーを優先させなきゃならないシチュエーションが訪れるだろう。今は「一人一人がきらめくために」と言ってる彼らがこれから人(の命)を守るための戦いを重ねていくなかで、どう変わり、いざその時がきたらどんなことを言うのか楽しみだなー。


マブシーナが読んでダダ泣きしてた漫画がルパンレンジャーをモチーフにしたしほちん作で(ヒロインさんに共感してあんなに泣くとかどんな話なんだよ!?)、瀬奈のチームのスポンサーがスクラッチってのは戦隊ファンへの程よいサービスで嬉しい。