『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』最終話

わたしが前々回から拘り続けてる少年時代の水島歩と現在の篠田浩輝の顔面が違いすぎるやろ問題について、早川の「顔を変え」発言によって整形しましたということが明らかになりました。だったらなんで加賀美が歩の写真から篠田の写真を繋げることができたんだ?とは思いますが、加賀美さんが凄腕だからということでわたしは納得するよ。

でもそれ以外は虚しさしか残らん結末でなぁ・・・・・・。二代目仕事人とテロの主犯のみならず、井沢の妻子を殺したのも篠田でしたって、これだけ引っ張り続けてそれかあ・・・・・・って感じだし。

説明が長くてちゃんと聞いてなかったところがあるけど、ミハンが最初のテストケースで冤罪を生んじゃって、関係者の赤川が井沢妻に相談したことも含めその報告を受けた町田は隠蔽を目論み井沢妻の殺害を宇佐美に命じ、その時たまたま町田の秘書をやってたのが篠田の手駒の小宮山で、小宮山経由で事の成り行きをしった篠田は井沢妻にミハンのミスを公にしないでくれと頼むも断られたので殺しましたってことだよね?。
そこで篠田の頼みを聞いていれば井沢の妻子が殺されることはなかったのかはわからないけど(篠田が説得に成功したとして、町田がそれでよしとするかは疑わしいし)、おそらく井沢妻がうんと言うことはないんだろうし、となれば篠田でなくとも宇佐美に殺されたただろうし、このときたまたま小宮山が秘書でなかったなら篠田に一連の情報が伝わることはなく、篠田が「無実の人を殺す」ことはなかっただろうわけで、となればそれ以降の篠田の思想や行動は今のものとは違っていた可能性が高く、香坂が殺されることはなかったかもしれない。
とか考えるとようやっとたどり着いた真実だけどなんの救いもないわけで・・・。
ミハンの仲間を家に入れて鍋パーティやれるぐらいになったわけで、井沢のなかで一区切りはついたんだろうし、なにより井沢は一人じゃないんだと思えたことは、井沢の物語として悪くない結末だけど。


でもまあ高杉くんはよかったよ。井沢の妻子を殺したのは俺だー!殺せー!とありがちなヒャッハーモードになったときはこりゃダメだ・・・と思ったけど、それは目的のための演技ってことだったし、小田切に手紙書いてる場面は文句なしの美しさだったしね。字は汚かったけど(笑)。

高岩さん里谷のアクションも山内と小田切と吉岡に締め落とされたのはちょっと笑ってしまったけど、そこまではこの素面アクションを拝めただけで3か月の元が取れました!!だったし。

あと最初はムカつきしかなかった吉岡が最終回ではいっぱしのアクションをこなしミハン大好きっこになってたことも見続けてよかったと思う理由w。