『恋はつづくよどこまでも』第3話

「全女子が求める佐藤健」を演じる佐藤健をニヤニヤ眺めてるだけのつもりでいるわけですが、能力が低い(うえに恋愛感情を仕事に持ち込みまくってる)同僚の尻ぬぐいをさせられる、周囲にそれを当たり前に求められる吉川愛ちゃん演じる酒井さんに共感してしまって(わたし完全に酒井さんタイプの役回りの人間なんで)モヤモヤっとした気分になってしまった。文句ばっか言ってた患者のひとが退院するとき主人公に「いい看護師になってね」と言うのはいいんだけど、酒井さんにはなにも言わなかったのとかドス黒いものが胸に溜まる。挙句「新人歓迎会」であの演説で「ご清聴ありがとうございました!」ってんでわたしのイライラ度MAXに達したけど、それを聞いて酒井さんがヘイトを溜めるのではなく「私も頑張らないと」と前向きな呟きをしてて(それを不満を訴えた紙ちゃんの師長がちゃんと聞いててくれて)、この子は(わたしと違って)いい子やーとなりました。

自分はあたりまえに出来る(ゆえに特別そのことを褒められもしない)ことをようやっと出来るようになった佐倉が「成長したね」とか褒められるたびに心がガサついたりするかもだけど、酒井さんにはそんな自分を嫌わずに生きて欲しい。なんの話だ。