『グランメゾン東京』第6話

祥平を得たことで人が変わったかのように生き生きと楽しそうにしてる丹後さんですが、柿谷さんは料理人としても悪役としてももうちょい出来る人かと思ってました・・・。ただの焼き魚やないかい・・・・・・。
いやでもほんと丹後さんの表情がぜんっぜん違うよね。魚料理完成させて祥平にハイタッチ求める丹後さんとか爽やか可愛いすぎて思わず悲鳴上げちゃったもん。つーか丹後さん祥平にボディタッチしすぎじゃないですかね?w。
今回でグランメゾン東京の「ライバル」としてgakuの強敵感が一気に開花してますます先が楽しみになったけど(菊之助さんがあのシチュエーションで木村拓哉と目を見交わす役をやるだとか、冷静に考えたらちょっとすごいことですよね)、丹後さんが素敵になる一方で柿谷さんの使えなさが増していくのだとしたらちょっとつらい・・・・・・。

ていうか丹後が以前「柿谷も使えるし」的なことを言った記憶があるので柿谷の腕はそれなりだろうと判断していいと思うし(でなけりゃどんな経緯であったとしてもグランメゾンで部門シェフとして働くことを尾花が認めはしないだろう)、であればあの鰆もマジで焼き魚なのではなくそれなりの料理になってはいるもののグランメゾン東京が開発した料理(完成品)には程遠いということだと想像しているのですが、となると江藤オーナーはレシピを盗めば作れると思ってるぐらい作ることについては素人だけど食べることについてはそこそこ解ってるのだろう。それなのにコストを落とせなどと言うってことは客を「その程度」だと思ってるということになろうわけで、何もわかってないのではなくわかってるのにそういう指示・判断をするってところがタチの悪さというか、一筋縄ではいかない男ということか。

柿谷でもレシピだけでは焼き魚やないかいとなるレベルの料理を生み出してるグランメゾン東京のシェフたちのなかで、芹田が「認めてもらえない」のは当たり前というか、三ツ星を目指し実際それだけの腕があるプロの料理人たちに対しズブの素人がなに言ってんだ?としかならないところを、「祥平に対する嫉妬」という感情で描いたのは上手い。これなら心情として理解できるもん。そしてその感情は柿谷も同様なわけで。

芹田はスパイやってたことも含めて無事土下座de解決しましたが(レシピ見たぐらいでこの味が出せるかと、作れるもんなら作ってみやがれ!なグランメゾン東京の人たちカッコいいわー!)(しかし1回目の賄いであれだけボロクソに言われたチャーハンをもう一度作るってだけでも芹田のメンタルの強さがわかりますが、労働したあとで米と野菜だけのチャーハンを食べたいと思うか?と言われて焼いた鰆をほぐしただけ?のものを混ぜて出すとかマジでハートつええな。そこで鰆を使うのはドラマとして当然として、いくらバイト先で教えてもらったその鰆の食べ方が美味かったとしても、わたしだったらもう二手間ぐらいかけてなんとかボリューム増そうとするわ)、柿谷のほうはどうなるのか、なにをしでかしちゃうのか心配です。