『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』第8話

定職についてないうえに浮気してる(こそこそ電話してたり身づくろいしてんのはそのためだと)クソ男だと思った番長が甲斐性はないけどいい旦那でよかったー。「子供が欲しい」という妻の望みが旦那は浮気相手と子供作ってましたってな方向に展開するのではないかと思って(勝手に予想して)気分悪くなってたところで旦那が「実は就活してました」「お願いだから手術を受けてください」と言った瞬間思わず「ばんちょおおおおおおお!」と叫んでしまったわ。普通の精神状態だったら妻が働いてることでなんとか生活が維持できてるだろうに、手術で仕事を休むことになったら大丈夫なのか?手術代だって保険でカバーできるのか?と思ってしまうところだけど、先走ってクソ野郎と思い込んでて良かったw。

一方の満足にお菓子が食べられないおともだちのために季節外れのハロウィンパーティを企画した女の子。企画の意図は「優しい子ですね」ってことでいいとしても(わたしはそこで大人が入院してる子供でも食べられるお菓子を用意してくれるだろうと考えるとかなかなかに計算高い女だな!と思ってしまいますがw)、なんで検査から逃げようとしたの?。それについてはフォローなしなの?。唯織が自分の能力バレするかもしれないのにテキパキと指示をするために「患者の命を助けるため」に加え「杏ちゃんがそこにいるから」という状況を作るために
子供がいなくなる→一同捜索→天春先生が見つけて連れ帰る途中でエレベーターに閉じ込められる
という展開を用意するのはいいんだけど、検査から逃げた女の子の気持ちは放置していいのか?と。
まあこれは放射線技師の話だからそういうことは小児科の管轄ですってことでいいけどさ。そもそもが放射線科が総出で探すような案件じゃないですよね?ってな話だし。

というわけで、いよいよ主人公が医師免許持ちであることがバレるターンに入ったようですが、え?ちょっと待って。院長が「医師にしかできない医療行為をした場合は技師ではなく放射線科医として働くことを条件に採用した」とか言いませんでした?。つまりバレたらクビではなく医者として働くという道が最初から用意されてたわけ?。そういうことならそりゃ越権行為も躊躇わずやりますよねってなもんだわ。

放射線技師たちは「自分たちと同じ」だと思ってた五十嵐が「実は医者(自分たちよりも格上)」だと知ったらそりゃいい気持ちはしないだろうけど、でも納得もするんじゃないかな?。五十嵐が優秀であることは全員感じてるだろうわけで、圧倒的と言っていいほどの知識と技術でもって病名の確定に役立つ仕事をしまくる五十嵐が「技師」ではなく「医者」だったとなれば「なーんだ、だから諸々すごかったのか」で納得するんじゃないかと。天春だって複雑ではあるだろうけど「技師なのに自分よりも有能」より「医者として自分より有能」のほうが受け入れられるでしょ。

で、問題は「なぜ医者なのに技師として働いているのか」ということになるわけだけどそれについては「杏ちゃんと約束したから」と言われれば周りはなんだコイツ何言ってんだバカじゃね?とは思えど「ああそうですか」以外言えることはないだろ。そんで杏ちゃんが技師ではなく医者として一緒に働いてくれと言えばそれで終わる話だよな。

ってところで、フラっとした天春を支える五十嵐を目撃する辻村先生・・・の話になるわけか。さらに広瀬も五十嵐に矢印が向いたっぽいし。そういうの心底どーーーーーーーーーーーーーーーでもいいけどこれ月9ですもんね。