『インハンド』第2話

1話よりもさらに気が重くなるゲストの事情・境遇でしたが(この子この先どんな人生を送ることになるのかと。それはそれでこの子供を主人公にして物語を作ってほしいぐらいのドラマ性)、紐倉教授のキャラ性ゆえかそこまでどんよりすることはなく、なんなら前向きな気持ちにすらなるのでやっぱりわたしこのドラマが好きだと思う。牧野のあっけらかんとした向上心と高家の報われないというか素直には通用しない正義感とそんな二人に向ける紐倉教授の視点、物語における紐倉教授の関わり合い方のバランスはかなり好み。

自分が「生物兵器」であると自覚してる子供が自ら病院を抜け出したり、ていうか病院を抜け出すまではともかくそこから紐倉研究所まであの格好で子供が歩いてたらさすがに声をかけて身体に触れる大人がいただろうわけで(いなかったらそれはそれで問題かと)、子供を探して研究所に駆けつけた高家と牧野が触れるどころか近寄ることすら躊躇うほどの感染力なんだとしたらこの描写はマズかろう・・・とか引っかかるところがないわけじゃないんだけど(あ、わたしP様のセリフは全然聞き取れます)、さほど気にはならずに見ていられます。

ていうか紐倉教授がロボットアームになった理由、モフモフサモエドの唾液に菌が混じっててたまたま手に傷があってさらにたまたま風邪をひいていたから全身に菌がまわってしまって・・・ってな話、わたしこれ信じちゃいましたからね。両親を殺してしまったのが自分だと嘆く子供に「悪いのは菌であってお前じゃない」と、「だから僕はこの子と今も一緒に暮らしている」と、この説得にブンブン頷けてしまったというか、その直前にロボットアームになった手をモフモフサモエドがぺろぺろしてるカットとかあったもんでマジか・・・とショックを受けながらも感動してしまったというのに「嘘に決まってんだろ」ってクソクソッw(でもサモエドたんはセーフでも父親のコーギーちゃんはアウト・・・・・・だよなぁ)。

今回はサモエドたんがいっぱい映ってうれしかったわあ。ファントムペインに苦しんでるのかな?な紐倉教授の部屋の外で心配そうにお座りしてるサモエドたん可愛すぎるんだけど、ところで劇中でこのサモエドたんの名前って呼ばれたことありますっけ?。