『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第2話「ソウルをひとつに」

ズルズル引きずれとは言わないけど、マスターを失ったというのにお気楽テンションすぎやしませんか・・・。
アバンなしでいきなりOPから始まり、本編が始まったかと思ったら赤と桃がほっぺたつねりあいっこしてて、これはきっと「無理して明るく振舞ってる」のだろう・・・と思ったんだけど、それはどうやらわたしの勘違いだった模様・・・。
それに、いなくなった騎士竜・ティラミーゴを捜しに行くのはいいけど、その道中で記憶を消すはずだったういに再会し、記憶云々の話(話し合い)をすることもなく騎士竜らしき情報を持ってるういの家に同行してて、おいおいお前ら一般人と接触禁止なんじゃないんかいと、記憶を消せとか言ってたけど思いっきり情報漏れてんじゃねーかと、それどころか神殿の場所をなんで人間から聞いてんだよと。
ていうかなんで「しばらく家に居ていいかな?」なんて話になってんの?。「しばらく」って2.3時間ってことじゃないよね?当分の間的なニュアンスだったよね?え?なんで?なんで一般人のお宅に住みつかなきゃなんないの?。
初回でも気になったけどいくらなんでも端折りすぎってか話ブツ切りすぎじゃない・・・?。

そもそもなんでティラミーゴは「いなくなった」のよ。つーかティラミーゴだけでなく初回で一緒に復活したはずの青と桃の騎士竜の姿も見えないけどそれについてはなんの言及もなく、二体はどこかで大人しくしてんの?いなくなったのはティラミーゴだけなの?。
そのティラミーゴは神殿に封印されてたのが解放されてヤッター!って動物園に行って子供と遊んでるうちに寝ちゃいました・・・ってな感じに見えたけど、2話でやるべきことは騎士竜との交流じゃない?。なんで「いなくなった」のかその理由ってか「気持ち」を確認して、そこで改めて一緒に戦ってくれと、そこで『ソウルをひとつに』ってな話になると思うんだけどなぁ。

正統派熱血レッドだと思ったコウはうっかりアホの子なのか・・・・・・。ソウル間違えて「また!?」とか言われてたよね・・・・・・。
アホの子なんだと思うと「限界は自分で決める」「諦めなければ限界などない」というキメ台詞も脳筋というか、感覚で言ってるだけで意味とかあんまわかってないんだろうな・・・・・・ってな聞こえ方になるわ・・・。
ていうか正直なところ、このルックスでアホキャラってキツくない・・・・・・?。

ていうか、マイナソーを生み出したフェンシング選手の人、一番になるまで家族と会わないと自分を精神的に追い込むのはともかく一番になるために「ライバルがいなくなれば」と考えるような人間で、だからクレオンに目をつけられてマイナソー生み出しちゃったってのは理解できるんだけど問題はそのあと、リュウソウジャーがこの人が生み出したマイナソーに「剣」の技術で完全に負けてたってことよ。リュウソウジャーにはなれたもののあらゆる面でまだまだ未熟だ、ということだとしても、こんなメンタルの日本一にすらなれないフェンシング選手に敵わない騎士(竜)戦隊ってどうなんよ?。
例えばマイナソーとコウが剣でやりあってるのを見たアスナが「あの剣捌きどこかで見たような・・・三島さん!?」と気づき、するとメルトが三島さんの動きを思い出し(よく観察していて)コウにこれこれこうしろと指示を出し、指示を受けたコウが三島マイナソーを追い詰めたところでクレオンとタンクジョウが現れひとまず撤退、コウに追い詰められたことで三島さんのマイナス感情がさらに増幅してマイナソーが成長しちゃったとかさ、もっとやりようあるだろうと。
つーかコウはマスターの「仇」であるタンクジョウを目の前にしても無反応なのかよと。普通ここで因縁関係ができるだろうに、ほんとなんなのこの脚本。

あとこれが一番気になるんだけど、人間のマイナスの感情から生み出されたマイナソーは、序盤は通常サイズ(リュウソウジャーと同じぐらいのサイズ)で、成長に伴い巨大化する・・・ってことでいいの?。てことは巨大化するためには(ロボ戦やるためには)通常サイズで倒すわけにはいかない、ということになろうわけで、となるとリュウソウジャーは毎回それだけの成長を許すってなことになると思うんだけど、それマズくない?。
ロボ戦がノルマじゃなくなる(ロボが出ない回もある)ってんならいいけど、そこはこれまで通りならばリュウソウジャーの必殺技は決まらないってことになるよね?。通常サイズを倒しても結局巨大化するってのもまぁ二度手間すぎてどうなんだろ?ってのはあるけど、通常サイズで敵を撃破することがないってのは結構ストレス溜まりそうだし、じゃあ成長するまで何やるか?っつったらマイナソーを生んだ人間の話をするんだろうけど、マイナソーが生まれる理由は「マイナス感情」であるわけで、基本楽しい話ではないよね。そんでロボ戦をやらなきゃならない以上そこまでにその話が解決することはないわけで、その解決も今回みたいに三島さん自身は(その意識は)何も変わっていないのにドルイドンに襲われたことで“結果的に”「フェンシングで日本一になれなくても家族にとって三島さんは日本一」であることに気づけてよかったね!って、この程度の話にしかならないならばこれを1年間ってのは厳しいんじゃないかなぁ・・・。


通常サイズではクサソウルが効いたのに成長したら(巨大化したら)効かなかった。なぜか?。答えは「口呼吸してるから」ってのは捻りが効いててってか効きすぎてて笑ってしまったw。マイナソー賢いじゃねーかw。