『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第19話「進撃のティラミーゴ」

ティラミーゴはなんでそんなにメルトのこと嫌ってんの?。ラストで龍井家の掃除をしてる時に(いったんやり始めるととことんまでやる凝り性なのがリュウソウ族とか初めて聞いたわ)「またメルトが怒らせた」とか言ってたし、アスナに対してときどきぞんざいな発言をするように(この二人の場合はお互い様なところが大きいけど)普段からティラミーゴに対しても(メルトにそんなつもりはなくてもティラミーゴからすれば)横柄な物言いをしてるんだろうけど、だからじゃあそんなメルトのことをトリケーンはどう思ってるんだ?って話なのよ・・・。
出会った最初こそトリケーンに横柄な態度を取ったメルトだけど、そのことをちゃんと反省して「一緒に戦ってくれないか?」とお願いし、トリケーンもそれに応えたよね?。それはトリケーン(たちティラミーゴ以外の騎士竜)にも感情があるってことだとわたしは思ってるんだけど、メルトの“相棒”であるはずのトリケーンはティラミーゴがメルトをこんなにも嫌ってることをどう思ってるの?と聞きたい。

騎士竜がティラミーゴとモサレックスとディメボルケーノだけならばティラミーゴがメルトのことを偉そうだから嫌いと思ってると言われたら「ああ、そうなんですね」でいいんだけど(まだ三分の一が終わったところなんでこのあたりでメルトとティラミーゴのそりが合わなくて(共に戦う仲間であっても相性が良くない相手はいるもんだろうし)、でも実働できるのはお互いだけだからってんでそうするしかなくて協力し合ってちょっと距離が縮まるんだけど根本的に合わないものは合わないんです・・・という話があってもいいかな、とは思える)(それでも世の中はこんなに楽しい♪と言いつつも「コイツだけは嫌い」と言うほどメルトが嫌われる理由はやっぱりわからないというか、見ていて面白くはないよね。箱回だったっけ?いつかもメルトがアスナから悪口言われまくる回があった記憶があるけど、ティラミーゴがメルトのことを一方的に嫌うだけでメルトからティラミーゴに対する心理描写が足りないんだよね。だから関係性としてあまりにも一方的すぎて気分が悪くなるんだよ)そうじゃないじゃん?。ティラミーゴだけがサイズダウンして好き勝手に街中を闊歩して毎日を謳歌してるってだけでも恵まれてるとしか思えないし、そうやってティラミーゴだけが常日頃からコウたちの近くにいることができるからこそメルトに何かを言われたり頼まれたりもするんだろうに、何言ってんだコイツ?と思えちゃったんだけど。

これがメルトが視聴者から見ても横柄だったり傲慢だったり上から目線なタイプだったらまだ共感や理解ができるけど、わたしはメルトに対してそういう印象って皆無です。それどころか基本無神経で心無い発言や行動が目に余るほどのリュウソウジャーのなかで一番マトモ・・・というか、メルトこそその心なさの一番の被害者なのではなかろうかとすら思えるぐらいなんで、ほんと何言ってんだコイツと、ティラミーゴに対する悪感情が芽生えてしまったんだけどどうすんのコレ?このポジションのキャラに悪感情抱かせるってどういうつもりなのマジで?。
・・・まあメイン視聴者の子供たちは「ティラミーゴが学校にやってきた」「メルトのことを尻尾でボカンとやる」とかそこだけを見て面白いと思ってくれるだろうからいいけどさ。
(そういう意味では落ちてくる天井をヤワラカソウル(そんなのあったんですね)で柔らかくして支えてたけど、イマドキの子供だったら「柔らかくしても重さは変わらないんだからカルソウル使えばいいじゃん」って冷静につっこみそうw)


カナロが目を付けた「嫁候補」が既婚者かどうか、まず薬指の指輪を確かめるようになるという成長を遂げてんのには笑いましたw。でも気のせいかなぁ?気のせいだったらいいんだけど、これまでの女性たちを守る、女性たちのために戦おうとするカナロのテンションと出会った女は既婚者だった今回のテンションが違うように見え・・・・・・たようなw。それはそれで一周回ってキャラとして嫌いじゃないぜ?ヒーローとしてはどうかと思うけど友達にはなれる気がするw。