『まんぷく』第20週「できたぞ!福子!」

ああ・・・やっぱり「借金」という手段になりますよね・・・。萬平さんが家事をやるなり子供の世話をするなりすれば福子はもうちょい外で働く時間を増やせるかもしれないけど、その選択肢はハナからないのでしょうから借りるしかないですよね・・・。

だからまた借金すんのかってこと自体はいいとして(気持ち的によくはないけど仕方がないので)、真一さんにそれを言い出させるってのがひっかかる。真一さんはたぶん立花家の懐事情を心配して訪ねてきてくれたんだと思うの。それに「ここだけの話なんですけど、正直厳しいです」と答えた福子はどういうつもりでそんなことを言ったのかと。ずいぶんと軽い口調だったんで真一さんに貸してもらおうなんてつもりは毛頭なく、親戚だし明け透けにいやあかなり厳しいッスわ~ってなノリで答えたら真一さんが援助を申し出てくれて逆に驚きました的なところだとは思うんだけど、貸してもらうんなら改めてちゃんとお願いしなきゃダメだろう。それどころか「条件」として試作中のラーメンを食べさせて欲しいと真一さんに「頼まれて」ラーメン食べさせてあげましたってな感じになってて、モヤるわー。

ていうか萬平さん、福子が「真一さんからお金を借りることになりました」と言っても「ああそうですか。(試作中だから不本意だけど)じゃあ今作りますから」ってなにそれ。親戚とは言えお金を借りなければならないほどの家計が苦しいって話なのに「ああそうですか」の一言なの?。
そんでトドメが「ありがとう」という真一さんに「よかったですね、真一さん」と言う福子な。なにこのやりとり。意味がわからなすぎる。

わたしの感覚ではお金を貸してもらうことだし、まだ完成したわけじゃないですがぜひ食べてみてくださいと、そして忌憚なき感想を貰えればありがたいですと、萬平さんと福子はそう言うべきところだと思うんだけど、なんで真一さんのわがままを聞いてあげたみたいな空気になってんの?。

あと世良ちゃんと鈴さんが完全にシンクロ発言してんのは完成したらまたものすごい手のひら返しを見せてくれるだろうってことまで含めて「ネタ」として面白かったけど、神部くんは最近ちょっとウザいな・・・。萬平さんのことが大好きなのはいいんだけど「自分だけは特別」という考え方はいつまで経っても治らんなぁと。事あるごとに大阪帝大出たと自慢するけど、塩やダネイホンを作っているときはそこそこ役に立ってたとしても今じゃその学歴なり知識が活かされることなど全くないわけで、萬平さんは別枠として真一さん・忠彦さんがそれぞれイイ感じに「変わってる(成長してる)」のに対し神部くんは人間としても男としても劣化してないか?。