『まんぷく』第21週「作戦を考えてください」

ダネイホンの経験が活かされてないと思ったら次の回で「お墨付き」を貰うし、世良さんがまんぷくラーメンを売るところを見せないのはなんでですかと思ったら劇中で「世良さん役に立ってないよねー」とフルボッコにされるし(「今は世良さんの存在意義が見当たらない」とか何気に一番辛辣なことを言う萬平さんw)(ていうかなんだろうこの「お前は言うな!」感w)、この視聴者感情を計算しまくってる話運びはさすがと言わざるを得ませんが、福子の発案でCMを作るのはいいとして(制作会社に連絡して撮影の手筈を整えたのは世良さんでしょうが、結局この人自分からはなんの提案もしないのか・・・w)(ていうか「おいちいー!」ってお前が読むなwww)いくらまだCMを出す会社は少ないから広告費は安くすむかもしれないとはいえそれなりのお金は必要だろうにどうするのかと思ったら、真一さんの「僕がなんとかします」の一言で流しちゃうって、こういうところが引っかかるんだよなぁ・・・。
真一さんにお金を借りる話はどうなったんだ?借りたのか借りてないのか、借りたならば返したのかと思うし、真一さんは今現在給料をもらっているのかもらってないのかと思うし、そもそもまんぷくラーメンの量産化の資金はどこからどういう形で調達したんだって話だし、ちょいちょいお金の問題が発生するのに(それについて言及されるのに)「なんとかします」で済ませちゃうってなぁ・・・と。

それから、いじめ問題をいつまでも引きずってるわたしのほうがおかしいとは思うんだけど、まんぷくラーメンが発売されたことでラーメン源と小ラーメン幸の状況がどう変わったのか、そこを描かないで「お母さんと一緒にCMに出ます」ってのもどうかと思うの。学校で「お父さんのラーメンすごいね!って言われた」とかさ、そういうことをひとこと言わせるだけでいいし、福子と萬平さんの悪口を言って追い出されてたおばさんたちが白薔薇まんぷくラーメン食べてるんでもいいし、いじめられたり陰口叩かれてたのがまんぷくラーメンの完成・発売によって変わりましたよってことを見せて欲しいんだけど。
そういうのはそれこそCMが流れることで爆発的なヒットとなってからの話ってことならそれでいいけど、立花家を蔑んでたひとたちが手のひら返しする描写は必要だと思うよ。

それから、白薔薇まんぷくラーメンを単品で出すのではなくドリンクとセットで売ればいいと思うの。まんぷくラーメンとジュースは合わないと吉乃たちが言ってたけど、食後のコーヒーでいいじゃない。もしくは萬平さんが「それは食べる人があとから入れればいい」と言っていたように、ネギやシナチクやチャーシューを乗せて値段を上げて提供すればいいのよ。

ていうか福ちゃんと萬平さんを応援したいから「儲けゼロ」でまんぷくラーメンを出してるという白薔薇夫婦の100%善意は分かるけど、20円で売ってるまんぷくラーメンを買って自宅で食べるとしたらお湯を沸かさなきゃならないしどんぶりを用意して食べ終わったら洗わなきゃならないけど、店で同じ値段で食べられるならお湯を沸かす手間も後始末も不要なわけで、だったら白薔薇で食べればいいってことになるじゃん?。それじゃあラーメン屋でラーメン食べるのと変わらないじゃん?。だから白薔薇は客が食べてみようかなと思うギリギリの高値で提供し、まんぷくラーメンを買えば同じものが20円で食べられるんですよ!ってな勧め方をするのが正解じゃないかな。そこいらへん世良さんにビシっと説明してほしいわ(それをキッカケに世良さんがCMとは別の販促方法を思いついたりしないかなー)。