『イノセンス~冤罪弁護士』第2話

初回の燃え方実験は必要だと思ったものの今回はここまで大がかりな実験をする必要はなかったんじゃないかなぁ?。裁判で証拠資料として提出するならともかく今回は不起訴を狙ってた、つまり起訴するかを決める小市さんを納得させられればよかったわけだよね?。だったらあのビニールハウスみたいなやつの上に水が溜まってる状態を用意すればよかったわけで(降水量と降水時間のデータがあれば貯水量を割り出せるだろう)放水車まで用意する必要はなかったのではないかと。
これだけ大掛かりな実験をやった結果証明したことが「GSの防犯カメラの時刻が遅れてました」って、それこそ複数の防犯カメラを雨が降ってた時間から同時再生すればGSのカメラの時刻表示が狂ってることぐらいわかりそうなものなのに(ていうかセルフのスタンドだからって売り上げ記録ぐらいはあるだろうに、カメラに記録されてる給油時刻と本来給油してた時刻(犯行時刻)の記録を照会すれば時間のズレの証明は可能では?)、ここまでしないと納得しない(引かない)ぐらい小市さんの頭はガチガチだ、ってなことなの?。

実験シーンが見せ場であろうことはわかるけど、実験が最後の手段ではなく実験ありきになっちゃったらダメだと思うんだけど。

まあそれを言うならどんだけ田舎なのか知らんけど朝の7時にコンビニ強盗ってなんの冗談だよって話だけどさw。

それから、さっそく他に真犯人がいる案件話だったけど、犯人を見つけるのは警察・検察の仕事だという主人公の言い分はもっともなんでそこはいいとして、冤罪であることが証明された「その後」についてはもうちょっと掘り進めて欲しい。今回市川実日子が上司に訴えてたことはそのための布石だとして、現実はそんなものかもしれないけどドラマぐらいは冤罪を晴らして終わるのではなく、今回で言えばクビになったはずのバイト先から戻ってこいと連絡があってそれは和倉が話に行ったからだとかさ、甘いかもしれないけどそういう希望があってもいいと思うんだけどなー。