『僕とシッポと神楽坂』第2話

今回もまた下ネタから始まり、最終的にはティッシュひと箱空にするぐらいボーボー泣かされたわ・・・・・・。
脚を切れば病気は治り、車いすだけど元気にお散歩行けるようになりました!ってな話だと思ってたんで、まさか死んじゃうだなんて、それもこうまでガッツリ「死」を描くだなんて思わなかったもん。
学会でコオ先生が発表した内容を考えれば話のテーマはそこにあることは明白だけど、それでも元気になって欲しかったんだもんよう。
犬と暮らし見送った経験がある者として、虹の橋の話は問答無用で涙腺直撃だよ・・・・・・。飼い主のことを「元気かな?」って心配してるとかあかんて・・・・・・。
ジュリの最期が5年前に見送ったわんこさんのそれと重なりまくりで、最期に大きく息をスッと吸ってすーっと命が消えていくのとかほんとおんなじで、これを打ちながら思い出して泣いてしまうほどわんこさんが今も大好きで仕方ないわたしはわんこさんが虹の橋で待っているなら今すぐ行かねば!!!!!となってしまいたくなるわけですが、だがしかし今わたしは新たな命を背負っているわけで、そのために生きねばならないのである。たとえ名前を呼んでも10回のうち8回は無視されるとしても・・・おのれツンデレ柴犬め・・・。
女三人の下ネタのみならず、悪い人じゃないことがわかったムラジュン田代先生とのトイレコントにトキワさんとすず芽のバトル、人の話を遮る新キャラの登場、そしてコウ先生の複雑(でもないけど)な生い立ちが判明と、なんでこんなに詰め込むんだ?ってぐらいゴチャゴチャしつつも、メインである「シッポ」の話だけは誠実なので安心して見ていられる。ボロ泣きしながら。
あ、でもちょっとこれはどうなんだろ?と思ったのはジュリの断脚手術を坂の上動物病院でやったこと。おそらく娘が坂の上で手術してもらいたいと主張したのだろうし、母親にはコオ先生に対する負い目というわけではないのだろうけど、特別すぎる感情があるから坂の上での手術に同意したのだろうと想像はできるけど、田代先生がずっとジュリを診てきたわけで、投薬治療に拘るのではなくコオ先生よりも先に断脚手術を提案してもいたわけで、なにかあったときの対応の面でも手術自体はナルタウン動物病院で行い、その後の訪問診療・看護を坂の上が担当すると、それをコオ先生が提案するという流れのほうがよかったように思う。そのほうがナルタウンと坂の上の違いというか住み分けというか、病院としての持ち味の違いを描けただろうに。
それはさておき、トキワさんとすず芽の言い合いをあっち見てこっち見てと完ぺきにシンクロするダイキチとオギさんがかわいすぎ&達者すぎ!!!。
かわいいといえば大倉孝二な。ポン太のことを自分の飼い犬として語って泣いちゃう名倉アホかわいい。名倉といるコオ先生の素の感じがすきだ。
そして眞島さんはまたもや遺影・・・w。この安定の説得力たるやさすが遺影俳優!w。
あと矢柴さんはコオ先生にしか見えてない(この世のものではない)のかと思ってたんだけど、缶コーヒーを飲めるということはあの人普通に生きてる人間なのか・・・。