『崖っぷちホテル!』最終話

え?宇海さんはいつから崖っぷちホテル立て直しマンになったの・・・?。グランデインヴルサを辞める理由が「夢を叶えてしまったら怖くなったから」「お客様よりもスタッフのほうが好きになっちゃったから」ってのはちょっと何言ってるのか分からないですではあるものの岩ちゃんの可愛さに免じて受け入れてやるとしても「3か月前の皆さんそっくり」なスタッフ揃いのホテルに行ったらまたそのホテルの従業員のことも好きになっちゃうんじゃないの・・・?。バリストンに戻らないなら(断るシーンすらないなら)なんでわざわざ支配人自ら出向いて復帰を依頼するから止めずに送りだしてくれなんて言わせたの?(作劇的には佐那に対する前フリの意図であることはわかるけど)。
ぼんやりとした記憶なので間違ってたらごめんなさいだけど、宇海ってバリストンで夢である花火大会の企画が天候不良で失敗に終わった責任を取ってバリストンを辞めたけど、その背後には宇海をやっかむ一部の従業員の嫌がらせがあったってな話じゃなかったでしたっけ?。責任云々は支配人自ら改めて復帰を依頼してきたことでもう不問になってるんだろうし、客よりスタッフのほうが好きになったことをインヴルサを辞める理由にするならバリストンで働く人たちともインヴルサの人たちとのような人間関係を築きたいと、信頼しあえる職場にしたいと、そっちに向かうほうがいいんじゃないかと思うんだけどでもバリストンってきっとインヴルサの10倍は従業員がいるだろうから無理ですよねーwと。ていうかこんだけ書いておいてなんなんですがインヴルサを辞めた宇海さんがどこへ行こうがどうでもいいよねw。
従業員たちが1人ずつ宇海への想いを泣きながら語るのをドアの向こうで本人が聞いてるというベタ中のベタな展開・演出はいいとして、時貞→丹沢→梢あたりまではそこそこ中身のある話だったけど(りょうの泣き演技は酷かったけど)、それ以降はおんなじようなこと言ってるだけで、その薄っぺらさはまさしくこのドラマそのものでしたが、ていうか宇海が来てたった3か月で(ドラマ内で)見せられたことをやったぐらいでどうにかなるようなら大した崖っぷちでもなかったんじゃないの?ってな話なんだけどさw、毎回毎回ひでー脚本だなと思いながらもそれでも見続けさせる力が中村倫也くんの江口さんにはありました、ということで。
浜辺ちゃんハルとのコンビはすこぶるよかったけど稲葉友くんとの絡みを見ちゃうとやっぱり倫也くんは女優よりも男優との絡みのほうが想像の翼が広がるなーと思ったり。江口さんの相方が浜辺ちゃんのハルだったからこそエグハルコンビとして人気が出たことについてはまったくもって異論なしですが、ハルが本名ハルオでまっけんあたりの若手俳優がやってたら大変だったと思う。わたしが。