『メゾン・ド・ポリス』第5話

子供に対する性犯罪と認知症というダブルで重いネタだわ、娘を殺した犯人を見つけたものの記憶がない状態では殺しても復讐にならないからって数年間も家族同然の状態で記憶が戻る「その時」=殺すタイミングを待ち続け、でも自身の認知症が発覚し、犯人が思い出すのが先か自分がなにもかも忘れてしまうのが先か・・・とかなんとも言えない気持ちになる話で、でも寸でのところで春さんの復讐を止める(春さんを人殺しにしなくて済んだ)って展開にするのではなくキッチリ殺し、しかも生き埋めという同じ方法で思いを遂げ、(火事場のクソ力が出たとしても大人の男を一人埋めるだけの穴を春さん一人で掘れたとは思えないし、殺した犯人を埋める場所まで運ぶことだって難しいだろうからやっぱり従業員たちが手を貸したとは思うんで)すべての罪を一人で背負った春さんの気持ちを思ってカレーの作り置きにむせび泣く三人の息子たち(春さんのその後は視聴者にゆだねる)ってのはどちらかと言えば好みの後味。こんな事件でもいつも通りに「完落ち」で宴会することも含めて。

前回のほうがこのドラマ「らしい」ように思うけど、でもひよりの抱える「父親の話」はたぶん胸糞悪い系だろうし、今回のほうがむしろこのドラマの「本質」だったりするのかな。


ってなわけで、わんこー!お散歩わんこー!。重い話とバランスを取るためにわんこはどんどん出していこう!。