『トクサツガガガ』第4話

いやだからどっからどう見ても「なんでこの二人が友達?」としか思われない相手を「職場の飲み会」に連れていくなよと。吉田さんみたいなタイプならまだしもみやびさんは明らかに「場違い」じゃん。どんな友達か聞かれることは明白なんだから(そうでなくとも話の取っ掛かりとして聞かれることぐらい想定できるでしょ)口裏合わせしておかなきゃダメだろうに、それをせずにキレるとか、この作品に出てくるオタクのひとたちやっぱりどこかおかしいよ。

それから、北代さんのオタバレからの会社での扱い(扱われ方)ってのはまさしく主人公が怯え恐れていることだろうに、北代さんがこんなトンチキソング(笑)を歌うアイドルグループのオタクになった理由、北代さんにとってビーボーイズはどんな存在であるのかを含めそれについては触れることなく(そこを掘り下げることなく)、オタク同士の仲直りからの異種オタク交流カラオケ話で終わってしまったのは残念というか、何を描いた話だったのだろうか・・・というぼんやり感が残る。

ってのはさておき、なんだこのハイクオリティなカラオケ回ww。ダイジェストというか、普通はもうちょい編集するもんだろうに、あまりのガチ&長さに最初は笑って見てたけどだんだん笑い顔が固まってきたわよw。

エマージェイソンは15年とかそれぐらい前の作品だろうけど、時代を考えるとこの主題歌はなんか違う感。もっとストレートに熱唱できて燃え泣きできる(笑)感じの曲がよかったなー。

初回の感想だったかで「いろんなオタク」を描いて欲しいと書いた記憶がありますが、ドルオタと特オタとアニオタが一緒にカラオケで盛り上がり、ついでにカラオケの店員まで仲間入りなんて「みんな仲間だ」展開は期待してなかったですw。
ていうか二人では歌いきれない特撮ソングを歌いたいがために「ツイカセンシ」を求めるのは理由として筋が通ってはいるけれど、それがドルオタってのはないわー。いやまあ実際ボイメンから仮面ライダーが出てるわけだから「共通点」がないわけじゃないし、共通点がなくったって「なにかに夢中になる気持ち」それ自体は理解し合えるところはあるだろうし、自分が「オタク」であることを隠さなくていい、だってこの場にいる人全員オタク!!ってだけでテンション上がるのはわかるし、なにより面白かったけどさw、「オタク」を描くドラマで安易とあえて言っちゃうけど、簡単に「オタク」をひとくくりにしないで欲しいなーってところはあるかなぁ。