『コンフィデンスマンJP』第6話

各話は「○○編」として独立して作られており、放送順は未定として撮影されているってな話を聞いたんで、であればそうだろうなとは思ってましたが、前回アレだったリチャードはやはり何事もなかったかのごとく元通りに(笑)。
で、わたし初回からずっとダー子はなぜボクちゃんを仲間にしてるんだろうと思ってて、こういう役回りの人間が必要であろうことはなんとなくわかるもののそれがボクちゃんである必要性がわからなくて、今回騙しの最中に「本物に告発の手紙を送る」という裏切り以外のナニモノでもないであろうことを仕出かしたことでその疑問が頂点にまで達したんだけど、そのあとのダー子の様子、ダー子の「本命」は1億で買った山を高値で売り払うことにあったってなオチを見るにボクちゃんの純粋さであり甘さは承知の上、結局そのあともダー子は“最後(トドメ)の仕掛け”をしてたわけだからなんならその甘さも端から計画の一部として組み込んでたってなことなのでしょうが、それにしてもこの甘さはいずれ破滅に繋がる可能性があるだろうわけで、なぜダー子はそんな“危険因子”を使い続けるのだろうか。面白いからってだけなのかなぁ?。
まぁ、今回は結局産廃が出来て店は大繁盛、村も活気づいちゃいましたというボクちゃんトホホなオチだったけど(これちょっと原発とか、そういう方面に結びつけてしまった)、普通に考えれば何度か店に来てくれた客の兄ちゃんがラーメンの味が好きでどこか他の土地で店を続けて欲しいからって一千万から(それぐらいは入ってるよね?)の金を持ってきたとしてマトモな人間がそれを受け取ると思うか?ってな話でさ(2話の温泉旅館の女将はそういう意味でゲスよw)、そういう現実感を持ち込まない云わばファンタジーな世界観のドラマであるわけだから逮捕される危険性とかそういう概念はそもそもないんですってことかもしれないけど、そんなことを考えてしまうぐらい今回のボクちゃん役立たずでしたよね。