『コンフィデンスマンJP』第8話

おおまかな流れとしては2話と同じような話だったけど、ターゲットの女社長がそこまで悪い人間ではなく、目的・理想・理念のためならなんでもするアスリート体質でまた這い上がってきそうな感じであるのに対し、ボクちゃんでありリチャードが「気の毒」だと思った女たちが共にちゃっかりしたたか、ていうか言ってしまえばクズであった・・・というこのトホホなオチ(後味)まで同じで、強そうだったり悪そうだったりする女よりも守ってあげたい支えてあげたいなんとかしてあげたいと(男に)思わせる女のほうが性悪だってのは古沢さんの持論というかメッセージだったりするのだろうかw。
今回で言えば『見た目より中身』とは言うけれど、見た目が美しいミカ様は手段こそ強引ではあるものの心根は見た目同様強く美しかったのに対しブスとまでは言わんけどちょいポチャ(ちょいでもないとわたしは思うが)ほのかちゃんはパワハラを「ちょっと盛って」週刊誌に売るというなかなかのゲスであったわけで、やっぱりそれなりに中身は見た目に表れるし、「見た目より中身」などというヤツほど中身を見てない(見えてない)ということか。
そういうことであるならばほのかちゃんはもっと誰がみても「デブ」で「ブス」であるとわかるような人をキャスティングしたほうがよかったように思うけど、でもそこまでいったらミカ様のサロンで雇われることはないだろう・・・という以前の話としてそもそもリチャードが月イチで通うことはないんだよねw。その点ほのかちゃんの役者さんは絶妙なラインだったw。
古沢作品に限らずよく言われがちなことではあるけど、そういう普遍的というか人間の本質的なものを描いた回でダー子さんがターゲットではなくちょいポチャと揶揄した女に「負けた」ってところに(2話とは違う)面白味があった。ミカ様がアスリートを引退してないとわかり、「嬉しそうな顔」をする三人良かったわあ。
それはそうとりょうはなんでどこでもヅラ投げしてんの?w。どんな持ち芸だよw。