『未解決の女 警視庁文書捜査官』第3話

殺された女子大生の恋人と思われていた男が実はドクソ野郎でしたってのはいいんだけど、そのドクソ野郎が別の女性に脅しの電話掛けてるところに先生が出くわして「やっぱりお前がやったのかあああ!」となるのはドラマだと思ってもちょっとなぁ・・・ってのはあるものの、吉田栄作の枯れ感が見事な説得力であった。いくら百人一首という共通点があったとしても、マジで冴えない初老の男に女子大生が思いを寄せるなんてことはそうそうないだろうわけで、でもマジで冴えない初老の百人一首男でありながらもそこは吉田栄作なわけで、美人の女子大生から最期の瞬間まで「先生」と恋い焦がれられる先生として納得できちゃったもん。吉田栄作は俳優としていい歳の取り方してるよなぁ。