『未解決の女 警視庁文書捜査官』第2話

事件の説明をするエンケンさんの声がマジで「良い声」で笑うわ(笑)。
ナレーションのお仕事も多いエンケンさんですから声の良さ(に加えて声の特徴)には定評があるのでしょうが、今まであまり良い声と意識したことってなかったから(ナレーション仕事のときは「エンケンさんだ」と思うだけだし、顔出しの場合は演技というか顔とキャラに気を取られがちなので)結構目から鱗的な驚きを覚えています。エンケンさんこれコスパ的にもいい仕事だなー(笑)。
12年前の誘拐事件と今現在起きている誘拐事件を結びつける「かもめ」という言葉。魔女がそこから何を、どんな真実を見つけ出すのかと楽しみに見ていたので、鳴海先輩が「かもめ」を見つけた瞬間は「おお!」となりましたが、そこから戸次が語った12年前の誘拐の真相、再び誘拐が起きた理由・事情、それがまぁ酷いのなんのって。どいつもこいつもエゴしかねえ。そんな大人のエゴに巻き込まれ2度も誘拐された「娘」の人生どうなっちゃうんだって話でしょ。
ていうか3歳で文字の認識ができるぐらいだったらもう誘拐の記憶ってあるんじゃないかと思うのよね。窓から見えた「かもめ」の文字を伝えたのは電話の向こうの「ママ」に褒めてほしかったからだというなら、じゃあ自分の側にいる男女は誰なんだ?となるでしょうよ。その男女を「パパ」と「ママ」と呼んでるのは娘なりに現実を受け止めてのことだろうに、娘にしてみりゃなにやらかしてくれちゃってんだよってなもんだろう。ゲスな話をするならさ、IT企業経営者の娘として経済的に恵まれた環境で育てられているわけで、それは本来の生活よりも経済水準として上なのではないかと思うわけで、それなのに今更育ての両親は略取誘拐犯で産みの母親は殺人未遂とか天国から地獄みたいなもんじゃん。
ってなことを成長した娘が産みの母親に言い放ったならばそこでまた「おお!」となっただろうけど、この枠じゃ無理か。
ところで鳴海先輩が倉庫番の魔女と呼ばれるようになるキッカケってもしかして今回の高岡早紀に言われたことなの・・・?。このことだけで人付き合いが苦手になり今の状態になったとしたらさすがにメンタル弱すぎとしか思えないので、被害者家族への対応を(女だからってこともあってかな)押し付けられ激しい感情をぶつけられ続けたトドメがこの独り身にはキツすぎる言葉だったということなのだろうと脳内補完はしましたが、子供産んだことがないからそんなことが言えるんだ一人で寂しく死ね!と言い放った女の子供を奪われ旦那に捨てられ12年間孤独に生きてきたけど一人で死にたくないから娘を道連れってまったくもって意味のわからん言い分のせいで過去の鳴海、ひいてはこんなことを苦に地下に引きこもってる今の鳴海が馬鹿みたいに見えてしまうよ。