『昭和元禄落語心中』第7話

竜星くんの与太郎はとことん魅力的だな!。みんなに愛されてる感がハンパない。
そしてやっぱり与太郎の高座は楽しい。口調とか声音とか間が良い(とわたしは思う)だけでなく、とにかく楽しいってことが伝わってくる。
技術(画面作り)としての明るさだけでなく、物語そのものに光が差したような感じすらして、ほんといいなあ竜星与太郎!。
それから川久保拓司の萬月兄さんがこれまたイイ!。つーか過去編やってる間に与太と萬月兄さんがふっつーに仲良くなってて笑うわw。
過去編から現代編に戻るにあたり、雰囲気とか空気感が結構違ってしまうんで、なんとか流れを切らずにつないでもらいたいと思ってたんだけど、なんのことはない与太郎の明るさでもってあっさり現代編に入れてしまったよね。
でもちゃんと過去編からの流れがある。その象徴が松田さん。先代八雲の時代からずっと有楽亭を見守り続ける松田さんの存在が効いてるんだよね。妊娠した小夏に戻って来いと言う松田さんの剣幕に笑いながらもホロっとできちゃうのは過去編があったからこそだもの。
・・・松田さんの頭皮に対する時の流れはえげつないけど・・・w。
あと真昼間に出てくる助六の幽霊はあんないかにもな半透明ではなくもっとゾクっとするような演出にしてほしかったかな。
思いのほか原作(アニメ)通りだった過去編に対し、現代編は記憶にあるアニメ版と比べて結構あちこち変えてるように思うので、これまでとはまた違うドラマ「ならでは」を見せてくれることを期待します!。