『昭和元禄落語心中』

漫画は未読でアニメ版は毎回正座視聴でお気に入り回(ほとんど)は複数回観たぐらい好きです。なのでやっぱり違和感というかコレジャナイ感はある。特に姐さん感皆無の小夏(と松田さんのハゲヅラの質)。
でも竜星涼与太郎があまりにも与太郎で、与太郎でしかなくって、与太郎を入り口にしてドラマ版も「これはこれであり」とすんなり思えました。
岡田将生の八雲も落語は無論のことべらんめえ調の喋り方は「台詞言ってるだけ」、もっと言えば石田彰の八雲を真似ようとしてるだけで(あれ?ていうか今気付いたけどおかだまはヅラでも石田彰の役を演じてるのか)、それが一番無難なアプローチだろうなとは思いつつもこれじゃあアニメ版と比較するなというほうが無理だよなーとか思ってたら煙草を手に窓に腰掛け外を眺めるカットが美しすぎて!静止画だったら超アリやん!!!となったし。美しいは正義。
つーか浅草の街をそぞろ歩く八雲師匠と与太郎の図がスタイル超絶良すぎるがゆえに周囲から浮きまくっててw、これには笑わずにはいられなかったけどw。
そういう意味では次回からの過去編で与太郎助六)よりも菊比古(八雲)のほうが背が高いことがどっちに転ぶか・・・なんだよなぁ(わたしはシルエット重視派)。公称よりも実際の身長差は結構ある・・・・・・からさ、そこをなんとかテレビマジックでもって上手いこと見せてくれるといいんだけど。
あとこれは実写ならではの感覚なんだけど、育三郎の助六と竜星くんの与太郎が「似てる」ってのがなんとなく「わかる」。顔とか声とかそういうところではなくて、オーラというか匂いというか、そういうものが似てるように思えて、それは生身の人間だからこそのものだと思う。
あとなんか書こうと思ってたんだけどな・・・・・・・・・・・・ってたくじ!川久保拓司の萬月!!。
登場して暫くアニメにこんなひといたっけなぁ・・・?と思ってたんだけど、これ遊佐様が演じたキャラだよな?。嫌味な上方喋りが標準語になってたんでわかんなかった。でも言葉遣いが違ってもキャラクター像に違いはなくって、こういうやり方もあるんだよね。
だからおかだまも自分なりの八雲として作ればいいのに・・・ってのが現時点での印象だけど(まぁ脇役だからそれが許されるわけでメインの役どころとなるとその難易度はグッと上がるだろうけど)、菊比古を経て最終的におかだまなりの八雲になってくれるといいなと期待しつつ、早く次回が見たい!。