『明日の約束』第3話

母親がマスコミを動かしたことで、ああやっぱりこういう「悪意」方面にいくのかーと、しかも支えであり救いになってくれるはずの恋人はどんどんと母親に取り込まれ・・・みたいな話になるのかと、そういうの嫌いじゃないけどそれを井上真央ちゃんでとなると必要以上に言い方わるいけど辛気臭いドラマになりそうだなとか思ったら、ラストで一気にエンタメ度が上がったわー!。それによりそれまで漂っていた硬質な空気感がなくなってしまった気もするのでどっちがいいのかはこの先の展開を見なければ判断できませんが、確実に「先」が楽しみにはなった。
とりあえず顧問襲撃犯はジャックオーランタン繋がりで吉岡母と思わせ、予告で逮捕されたってなシーンを流すことでバスケ部キャプテンか!?と思わせ、実は前の学校で暴力振るったバスケ部関係者ってとこかな。顧問自身が「一度罪を犯したら許されることはない」的なことを言ってたのはそういうことだと。
とはいえ犯人が誰であれ顧問の襲撃は“顧問の話”。吉岡くんの死から派生した事件ではあるけど、それはあくまでも顧問が立ち向かわなければならない問題であって主人公がどうこうできるものじゃない。
こうやって「ひとりの生徒の死」が登場人物それぞれにどんな影響を与えるのかということを多角的に描いていくってな感じなのかな。
しかしハロウィンの仮装ってやっぱ怖いよなぁ・・・。こんな格好であるいてても「ハロウィンだから」で不審に思われない(いやわたしは思うけど)とか恐ろしい。