『3年A組―今から皆さんは、人質です―』Day-6

高校生のガキ相手ぐらいだったらそこそこ腕力で抑えられるだけの技術がある、という設定のためだとしても「スーツアクターを目指してた」なんて特殊な過去持ちでなくてもよかったんじゃないかと思ってたんだけど(普通に格闘技習ってましたでいいじゃないかと)、まさかまさかの主人公を受け継ぐほどのスーツアクターだっただなんて、ガチじゃん!思ってたよりぜんぜんガチじゃん!!。
ていうか伝説のスーツアクターがエボルトこと前川泰之さんとかーーーーーー!!!。

わたしこのドラマを見てて良かった。水泳頑張ってる女子が致死性の不整脈を患い激しい運動は死の危険があるってんで母親が本人に告げないどころか自分じゃ説得できないからと顧問に部活動を辞めるよう言ってくれと頼み、頼まれた顧問は普通に言っても聞かないだろうと彼氏と一緒にいるところを盗撮し部員たちの前で「男といちゃついてる部員なんざいらねえ!もうお前のコーチなんかやらねえ!」と切り捨て、担任教師にフェイク動画作った犯人は教師だから誰がやったか考えろと言われて「あいつに違いない」ってんでその事実をネットで公表しようとした女子を担任教師が胸倉掴んで「先生の人生台無しにするところだったんだぞ!?自分がしたことの意味を考えろ!本質を見ろ!」と怒鳴りつけて泣かせるなどという登場人物全員が酷い話に(言いたいことはわかるけどそのためになぜこんなにも理不尽というか、ツッコミどころばかりの話にするのかと)うんざりしたけど、それでも見てて良かったよー!。

(真面目な話、今回の水越に対する説教がこれまでと比べ激しすぎたのは、これまでは生徒たちが過去にしたこと、つまり「俺の授業」を受ける前にしたことに対する説教だったけど、今回は「俺の授業」を聞いていたはずなのになんでまたこういうことをするんだよってな怒りによるところが大きかったのかな。何度も何度も同じことをしやがって何回言ったらわかるんだってなことを言ってたし)


矢島さん演じるブッキー彼女の父親はブッキーの計画を全部か一部か、とにかくある程度は知ってるんだろうとは思ってましたが、特撮の撮影所の社長だとは全くの予想外。そしてそうとわかってみれば死体を偽装するための手や足の模型や爆薬の入手先は撮影所かと!なるほど納得!。
これ、ブッキーの動機はやはり彼女にあって、ブッキーの想いを知り計画を立てたのは彼女の父親でブッキーはその実行者ってな関係性だったりしないかな。そうだったらちょっと燃えるわ。

で、フェイク動画を依頼したハンターは武智!?ってなことだけど、その背後にさらなる「誰か」がいるにせよいないにせよ、ほんとうに武智であるならばこれまでの過剰なコメディ演出、武智にここまでさんざんアホな言動をさせてきたことにどんな理由・意図があるのか、そこは楽しみだなー。