『PICU 小児集中治療室』

監察医朝顔のスタッフが作るとのことなのである程度の覚悟はしてましたが、初回から子供が二人も死ぬ、言い方を変えると助けられない初回になるとは思わなかった。

繰り返すけど朝顔スタッフなんで、PICUという場所、システムを舞台にバリバリ子供を救うコードブルーの小児に特化したバージョン的な、そんなドラマだとは思わなかったけど、ドクタージェットはまだ配備を“約束”の状態であるどころかPICU自体を認知してもらう段階で、救えなかった過程・理由を確認する作業は思いのほかしんどくて、、監察医、つまり亡くなってから仕事が始まる朝顔よりもキツイでしょこれ・・・。


冒頭のキャンプシーンではそのリア充オーラに「はいはい月9月9」となったのに、あのあと主人公が独りで湖に身を投げてた(いや泳いでたけど)だなんて・・・。
なんの力もない素人同然のひよっこ医師であっても気持ちが強ければまだ心を添わせることはできるけど、誰よりも主人公がメンタル危うすぎて、血飛沫浴びた吉沢亮の顔面に沸くことも(申し訳ない気持ちになっちゃうから)できんぞ・・・。

主人公の母親が大竹しのぶなので、それこそ息抜きパートになるんだろうと思ってたのに、主人公が実家から離れ「られない」理由があるとか言ってて、あーまた朝顔の母親のように重しがあるのかこの家にも・・・ってな感じだし、冒頭でこそリア充だった主人公の幼馴染たちも高杉くんは過労死か何か秘密(悪事とか隠蔽とか)を知ってしまってそれを苦に自殺する未来しか見えないし、生田さんも生まれた子供がPICUに運び込まれる未来しか見えないし、文乃も自分の子供絡みで辛い過去を抱えてそうだしってんで、月曜からこれはキツイわ・・・。

でも見る。だって今回の安田顕はめちゃめちゃカッコいいから。
逃亡者F→(未来への10カウント)→初恋の悪魔ときてコレとか、ヤスケンはほんとズルい役者だよ。