このドラマに対し何度も何度もそう思わされてきたけど、小説や漫画といった原作があるものの脚色とはちょっと違うかもだけど、史実という曲げてはならないもの、歴史上の出来事に対する肉付けというか、そこに“ドラマ性”をもたせるのがつくづく上手いな。この先に何があるのかこの城でどんなことが起きるのかそれを予想したうえで、オリジナルキャラクターの活かし方含め物語の運びの巧妙さに唸らずにはいられない。“気賀編”の〆というかトドメが政次の「おとわが気賀を取ったぞ」だなんて、直虎のいないところで特に何を語るでもなくでも相手を認め合いつつ気賀の町を見下ろす二人の男が左右から支えてるだなんて、女主人公のドラマとして完璧にキマりすぎてて痺れるわー！。
とはいえ関口様チョロすぎな（笑）。
方久がやっぱりムロツヨシでしかないので、ムロツヨシなんぞに易々とノセられた挙句氏真に豆？をぶつけられる関口様一気にヘタレ化しすぎだろ（笑）。
そしてそして今回素晴らしかったのは松也の氏真です！！！。
抜いた刀で掛け軸ぶった切っての叫びも声がしっかり出てる＆通ってて見事だったけど、やはりなんといっても白塗りdeアホ踊りですよ！！。
この完全に現実から逃避してる呆け顔、逃避するという自覚を持って狂い振り切ってる感が素晴らしかった。
大きな声じゃ言えませんが実はわたし松也さんの一条大蔵卿を見たいという願望を抱いているので、その予告編じゃないけどこの延長線上にいつか一条大蔵卿があるんじゃないか・・・と思えてしまってちょっと身体が熱くなりました。大きな声じゃ言えないけどな！。
ていうか次回予告ですよ！。ついにマツケン信玄が！とかあれ？義元？？とかあったけど、松也氏真良い顔のオンパレードで、わたしすごくしあわせです。
