『宇宙戦隊 キュウレンジャー』Space.20「スティンガーVSスコルピオ」

小太郎さんかっこよすぎる・・・っ!!!。
チキュウ人がキュウレンジャー目掛けて投げる石礫がハミィちゃんのお顔の当らないようガードするスパーダ素敵男子だったし、誰に言われるまでもなく(だよね?)解毒剤を精製し意識を失ったラプターの代わりにオリオン号の操縦を受け持つバランス有能だし(解毒剤あるならラプターとガルに使ってやれよ・・・ていうかまさか全部持たせちゃったのか!?とか考えない方向で)、そのあとボコられることも含めてスコルピオが握るキュータマを能力使って奪い取るナーガはがんばったけど、今回は小太郎さんの圧勝であった。
気持ちはわからなくもないけど「チキュウは俺たちが救ってやるからお前らは大人しく隠れてればいいんだよ!」とか吐き捨てるひとよりよっぽどヒーローしてるわあ。
(まぁラッキーさんのコレは恐らく過去の出来事が関係してのことでしょうが、もうちょっと言い方をだな・・・)
(しかしこの場面、自分たちに敵意を抱く集団のなかをわざわざ歩いていく必要皆無だったよね。スコルピオの策略で究極の「救世主」であるはずのキュウレンジャーは守り救おうとしてる人々から石をぶつけられてしまうが、それでも人々の真ん中を真っ直ぐ前を向いて進んでいくという展開・構図そのものは悪くないのに、そうなるための理由、必然性が全くないからキュウレンジャーが馬鹿みたいに見えたもん)
「仲間に迷惑かけたくないから」と何も言わず(仲間に毒ぶちこんで)大事なキュータマ持ち出して、挙句「何で来たんだ!?」って、そりゃお前そのキュータマがないと戦えないんだからお前はともかくキュータマ取り返しに来るにきまってんだろ・・・としか思えなかったスティンガーのお馬鹿さんは全て小太郎さんの見せ場のためということであればまぁいいや。
で、スコルピオがジャークマター入りする以前から力、もっと言うなら暴力というものに魅入られていたことが明らかになりましたが、これはいいと思う。スティンガーにしてみりゃでもそれは元はと言えば自分を守るため、自分を守ろうとしたために兄貴は変わってしまった・・・とでも思ってるんだろうけど、視聴者目線では兄貴がそういうヤツだったとわかったことで弟もしくは弟の仲間が兄を倒す=殺すことの心理的ハードルはだいぶ下がるもの。


次回は追加戦士が出るんですね・・・。元特撮出演者ではない(一方的に)旧知のひとが特撮に出るのちょっと久々なのでちょっときんちょうでソワソワ。