『緊急取調室 SECOND SEASON』第5話

いかにも喧嘩の末の殺傷現場を目撃し、そこでこれをネタに勤務先がブラックであることを世間にしらしめようと思いつく歪んだ正義感、薄っぺらいヒーロー願望の持ち主らしい、ゲストとして求められた役割をきっちり果たす塚本高史のプロっぷりを堪能しつつも今回最も心に強く残るのはでんでんによる大倉孝二の『顔マネ』であったw。
以前友人と映画を見た時、その友人が孝二のことを「あの人なんて名前?あの・・・」といいながらまさにこのでんでんと同じ顔して「こんな顔の、げっ歯類みたいな人」と聞いてきたことを思い出しましたw。
あとここへきてモツナベコンビの掘り下げがなされたのもよかったわー。あんなハードボイルド風のバーみたいなところで呑んでるのは違和感でしかなかったけどw、二人がなぜ警察官になろうと思ったかの話はちょっとグッときたし、それはここまで見続けてきたからの感情だろう。
で、日曜9時ではあきらかに犯罪を犯したものの警察官の天下り先を仕切る者だからとこれといったお咎めなしという現実が描かれましたが、手を出すなと言われたのに「頭が悪いので」と天下り先企業を一つ潰してしまう結果になったであろう梶山の処遇が心配・・・。シーズン3の制作がもう決まってるとして、これは新鮮味を出すために梶山アウトで新しい管理官を入れるための下地なのではないかと・・・・・・。