『ボク、運命の人です』最終話

SPもしくは続編への含みを持たせたのかなんなのか、ずいぶんとフワっとした、そしてモヤっとしなくもない最終回でしたが(孝二だけは最後までキレッキレでしたがw)、最後は誠が独力で自分は何をすべきか考え実行し(誠が会ったアイビッキーの中身は一郎だろう。一郎だといいな)そして見事プロポーズまで漕ぎ着けるというこのドラマらしい最終回だった。最初から『ゴール』は決まってるわけで、云わば予定調和なドラマだったわけですが、表現としておかしいかもしれないけど最後まで心地いい予定調和を貫いてくれた。
わたしの視聴者感情としては付き合うまでが山登りで付き合ってからは山下りってな感じだったけど、定岡くんと三恵はなかなかドラマチックなプロポーズだったのに対し誠と晴子は無音(晴子にだけ届く)という演出も良かったし、“不運”描写のひとつかと思ったグリンピースと梅干不在の凹みがプロポーズ場面の前フリだったのはこのドラマが描き続けた『運命』の集大成のようで、そこからのこれまでの奇跡プレイバックと合わせて無事下山できたという達成感はあるかな。
それと、このドラマ開始当初はP様のビジュアルやべえな・・・・・・・・・と青ざめたもんですが、誠の会社で誠の席に座るP様は顔がシュッとしてやはり素敵であった。P様的にはこれよりもコードブルーのほうが本命だろうけど、その本命に向けてきっちりビジュアル作り上げてくるあたりまだまだP様捨てたもんじゃねーなと思った次第。いや捨てたつもりないけどw。
そしてかめなしくんが始終可愛くて楽しそうでなによりでした。ジャニ主演ドラマって主演だけよければいいってところがあったりするけど、これは大倉孝二的にもすごくよかったし田辺誠一的にもとてもよかったし、きっといい雰囲気だったんじゃないかなと思う。今のかめなしくんがいい環境で仕事ができたであろうこと、3か月間そんなかめなしくんを楽しく見守ることができたこと、それがなにより嬉しいです。