『下剋上受験』第9話

なにこの手塚とおるにあるまじき素敵な部長!!!!!!
かざぽん楢崎じゃないけどこんなの「抱いて!!」って言うしかないじゃない!!!。
富士山と北岳の話から「だから併願させない」という結論になるのがわたしには理解できないし(ほんとうに娘の将来を考えるなら「一番の学校」に拘る必要はないだろう。社会に出て聞かれる学歴=最終学歴なわけで、中学受験はそのための入り口なわけだよね。であればここで最難関校一本に絞って落ちて公立に行くのと第二第三希望の最難関ではない進学校に入るほうが東大への道としては可能性があろうわけで、落ちる可能性が高いのならば併願しておくほうが確実に「娘の将来のため」になるとわたしは思う。でもこれドラマだし「下剋上」って銘打ってるし、だから桜蔭一本なのは作劇として“当然”だよね。だったらそこにもっと説得力を持たせてほしい。繰り返すけど山の話なんかじゃわたしは「受験する中学」が「1番でなければならない」理由として足りてないと思うし、だったら願書貰いにいって「金取るの?」って言ってたぐらいだから安くない受験費用を何校分も払うことができないから本命一本で勝負するしかないってほうがよっぽど納得できるもの)、卒業制作の話も佳織のことばっかりでマリアちゃんのことはどうでもいいんかいって話だし(ていうかクラスの男子も受験するってな話だったけどあの子は一体どうなってんの?)、まとまった金の工面の話も用意できないままで終わりそうだし、なんかもう全てにおいて中途半端としか思えなくなってしまった。
なのでもう、この部長の記憶で終わりにしたい。わたし的にはもう今回が最終回でいいです。
とかいいつつ最終回の予想しちゃうけどさ、佳織はこれ落ちてると思うのよね。受験番号の下一桁が「7」には見えなかったし。一方マリアちゃんは合格したけど父親の会社が思った以上にヤバくて責任とって社長を辞任ってなことになって、そこへ母親が連絡してきてマリアちゃんは無職になった父親とともにまた母親と三人で暮らすことに。それが目的だったマリアちゃんは桜蔭の入学を辞退。それで佳織が補欠合格とか?。キャナメの会社でいろいろ問題があるってのが何のための描写なのかわかんなかったんだけど、残り1話でそれを活かすとしたらもうそれぐらいしかなくない?。マリアちゃんの頑張りはなんだったんだってことになるけどさ。
どんな最終回になるにせよ、爽快感があるものであってほしいな。