『Kiramune Music Festival 2016』@さいたまスーパーアリーナ

2日目を見ました。
アリーナモードとはいえたまアリですよ。さすがにこれまでのように完売とはいかなかったようですが、それでも500レベルの上までびっしりペンライトが光ってました。キャパシティとしては過去2回やった横浜アリーナとそんなに変わらないけど、たまアリは高さがあるぶんやっぱり「広い」と思うわけで、そんな空間のステージ上で堂々たるパフォーマンスを見せるキラミュンメンバーの皆様はこれまでにも増して「凄かった」。

その最たる存在が吉野裕行さん。今回、よっちんパイセンまさかの『トリ』です!!!!!。
いやあ・・・これマジで驚いたわ。年齢的には全然おかしくないんだけど、でもキラミュンに加入したのは一番遅い、つまり一番“後輩”なわけですよ。別に加入順ってわけじゃないし、持ち歌の雰囲気というかカラーというか、そういうものがキラフェスの本編最後を担うような感じじゃないってことはあるだろうけど、それにしたって岡本くんとTrignalは勿論のこと、浪川さんもまだトリってやってなくない?ってことを考えるとこれがどれだけ異例の構成かってなもんですよ。本気の本気でびっくりした。
で、納得した。
今回のよっちんのパフォーマンスは見事だったから。

トリを担うなんて知らなかったコンサートの序盤からずっと「今回のよっちんすごい!すっごい上手くなってる!」って一緒に入った友人と話してたぐらい、吉野裕行の成長は目を瞠るものだったから。
初めて登場した前々回から初めてとは思えないステージングで、アーティスト・吉野裕行としてのポテンシャルの高さに驚かされたものですが、終盤は声が潰れちゃってたんですよね。で、前回はダンスに挑戦したこともあってか音程があやうい曲が何曲かあった。でも今回はパーフェクト。前回のキラフェスと比べると今回は全体的に抑え目というか、聴かせる曲が多かったように感じたけど、その中でよっちんはメリハリ効かせたセットリストで、盛り上げ方を“知ってる”なーって、心底感心させられました。もうCDで聴いた瞬間これ絶対盛り上がる!と思ったけど『\わっしょい/』の盛り上がりはこの日一番だったと思うわ。

多分だけど、これよっちんはライブを想定して作ってると思うんだよね。MCで「年上だけど一番あとから入った自分は(みんなに追いつくためには)経験値を上げていくしかない」と言ってて、それが積極的にソロライブをやってることに繋がってるだろうわけで、そのための楽曲たちで、その結果がこの目覚ましい成長、ということなんだと思うの。
キラミュンメンバーを代表しての熱い想いが詰まりまくったMCからの『The END』は圧巻だった。全エネルギーを絞り出すようなよっちんの独特な歌声とライティングが完璧に調和していて最高にカッコよかった。

Uncle Bombもよかったわー。こっちもね、よっちんは“観る側の気持ち”がわかってると思うんだ。背中合わせとかここぞというところの決めカット、キメポーズを外さない。ファンが期待しているものをしっかり見せてくれた。さすが伊達にハロプロのコンサート行ってないわーと(笑)。浪川さんは天然だろうけど(笑)。

CONNECTが活動休止して、音楽の柱としてはみゆとカッキーがしっかり担ってるけどキラフェスというお祭りを引っ張ることについては神谷さんの負担が大きいと、わたしは去年のキラフェスを見てそう感じたんだけど、今年も引っ張るのは神谷さんだけど、よっちんが下から支え押し上げてくれたように思えた。去年はCONNECTの抜けた穴の大きさをどうしたって感じさせられたけど、今年はよっちんがその穴を埋める・・・というよりも叩き壊すって感じかな(笑)、そんな存在感を示してくれた。

そんなよっちんに触発されたのか(MCでよっちんがライブを精力的にやってることに触れてたし)、昨年ついに初のソロライブを成功させた神谷さんもまた素晴らしいパフォーマンスであった。最後の挨拶のときにライブを経験して成長が見せられたらいいなと思うということを話されてたけど、今回の神谷さんには精神的な余裕を感じました。あれだけのソロコンサートをやり遂げた自信に満ちているように見えました。毎回“目玉曲”で凝った演出を見せてくれて、今回も『Danger Heaven?』で冴えない司書?事務員?が勇者に変身するという一粒で二度美味しい(笑)ものでしたが(マントを翻し剣を振るう勇者な浩史もいいけど、わたしはアームカバーにループタイ、もう一度言おうニットベストに ル ー プ タ イ の浩史のほうが断然興奮したわw)、空を飛びドラゴンを倒した岡本くんが「(くるっと回りながら剣を振りおろす)神谷さんに斬られたい!」と言うのに同志よ!!!と握手の手を差し伸べたくなったくらいw、楽しそうでさあ!。

去年のキラフェスはモロモロの重圧背負って険しいといっていいだろうほどの表情だったことを思いだすと、今年の神谷さんはほんっとに楽しそうだった。歌はまぁ結構・・・高音が常に半音ズレてるぐらいギリギリだったけど(神谷さんの曲って基本音域高くない?)(半音ズレてても音程自体にズレはないってことは、音域をちょっと下げればかなり安定した歌声になると思うんだけど)、去年のように神谷さん頑張って・・・!と思わず祈りたくなる瞬間は皆無で、とにかく楽しそうだった。ゆえにわたしは幸せでした。神谷さんが楽しい=わたしの幸せ。

今回神谷さんの代わり(かわり?w)に「がんばって・・・っ!」と拳握らされたのは誰であろう、浪川大輔さんでした。
浪川さん今回全編踊ってた印象なんだけど、だんだんというかどんどんというか体力精神力共にキツくなってるのがもう目に見えてわかるんですよw。でもがんばってる。浪川さん超頑張ってて、拳握って応援せずにはいられなかった。
この気持ち、いつかも感じたことがあるなーと思った瞬間思い出したんだけど、あれですよあれ、今じゃエロスの代名詞になってるさいとうたくみさんがドリライでギリギリダンス踊った時の気持ちですよw。

いやでも浪川さん今回マジ頑張った。がんばってた。ECで神谷さんの『YELL』に登場したんだけど、歌ってる間中ずーっと走らされててw、この曲こんなドSな曲だとは思わなかったわw。
曲の最後で汗ダクの浪川さんとガッツリ抱き合いながらも神谷さんすっごい顔してたしw(神谷さんもECで珍しく脇汗確認できたよ!)。
ていうかここで浩史が浪川を「大ちゃん」呼び!!!!!!!!!!!!!!!!!。

あ、すごい顔で思い出した。浪川さんの『激アツ超絶Saturday』はまじで激アツパフォーマンス(笑)だったけど、それを見守るよっちんパイセン(小窓)最高だった(笑)。

神谷さんが浪川さんが汗ダクで頑張ってるのを見ると「俺も頑張ろう」って思えると仰ってましたが、わたしもそう。なんか、なんかよくわからない元気というか勇気というか、そういうものが沸いてくる気がします。

浪川さんがぐるぐる回ってる時バクステでは「視聴率100%」(みゆ談)だそうですが、みんなそのときの浪川さんの顔をスクショしてラインで送りあってるらしくw、神谷さんは「俺これから元気ない時は(その浪川の)画像見るわ!」っつってたけどそれわたしも欲しいw。
でも今回浪川さんトンチキ衣装じゃなかった・・・・・・浪川さんの衣装にケチつけるのも年一の愉しみなのにー!(笑)。

ていうか今回総じて衣装がマシで、まぁそこはキラミュンなんで時々なんでそこにそれ付けた?って真顔で問いたいデザインもあったけど(トリグナルの青い衣装とかな。江口くんの背中についてるビロビロなんだよあれ)、新郎神谷さんも拝めたし、ほんと衣装がそんなにひどくなくてですね、それはそれでつまらないというジレンマだったんだけどw、岡本くんがものすごいデザインのパジャマ(にしか見えなかったw)を着てくれたんでちょっと救われましたw。やっぱこういうのも必要ですw。

あと印象に残ってる(書き残しておきたい)こととしては、良平くんのビジュアル最高だろってことと(帽子被ってないターンが最高最強すぎてあざといヤバかった)、カッキーの腹筋。

そんでもってみゆ。入野自由今回も貫禄勝ち。

よっちんはライブを想定して曲を作ってる(選んでる)と前述しましたが、みゆは逆。歌いたい曲を歌ってる。最新シングルは声優が歌うような曲じゃないし、加えて新曲を2曲続けてとかやっぱりちょっと強引だとは思うのね。だけど歌でこの広い空間を支配できてしまうのが入野自由なんです。何をやっても許される、というか成立させてしまうだけの歌声とパフォーマンス。それがあるからこそのこの選曲なんだと思う。みゆのそういうところってやっぱりカッコいい。

って、あー!!!カッコいいで思い出した!みゆフライングやったんだ!!!(今この瞬間まで忘れてた・・・w)。

『Peppy Hopper!!』で飛んだんだけど、このときの衣装がクッソ微妙で、赤いジャケットの腰にビラビラした布がついてんのね。わたしこれが許せなくって、そんなもんついてたら余計みゆの足が短く見えるだろうが!!ってプンスカしてたんだけど、フライングしたら見事にそのビラビラがヒラヒラに変わりましてですね、これを意図した(これを計算した)衣装だったのだと!解った瞬間「さすがみゆ!!!!!!!!!!」ってなりました(笑)。
某事務所のタレントを筆頭にわりとフライングは見ているほうだと思うのですが、みゆの姿勢は非常に美しく、全く遜色なかったですわ。長年フライングやってると言われても納得しそうな安定感だった。

てかこれ、ちょっと思ったことなんだけど、今回岡本くんとみゆと浪川さんがフライングやったのね。キラフェスの性質上、もっと早くフライングやってもよかったというか、やりそうなもんだと思ってたんですよね。横アリは全然出来る会場だし。でも今回までこの演出を引っ張った。その理由はフライングやるならまずは神谷浩史という想いがあったからじゃないかなーなんて。キラミュンのステージでフライングは天使と呼ばれる神谷さんがやってからだと、そんな思惑があったんじゃないかなーなんて思ったり。神谷浩史のファーストライブまでフライングを温存してたと言い換えてもいいけど。まぁ神谷さん好きの戯言です。

ECのみゆ曲は『ZIP ROCK!』だったんだけど、神谷さんが出てきて二人で踊った瞬間がこの日一番のピギャー!でございました。
ただでさえこの曲を歌い踊るみゆアイドル可愛いのに、隣に神谷さんがいると相乗効果で可愛さ天井知らずってか天井突き抜けますからね。
ていうかこれバクステで行われてたんだけど、わたしの席から白パンツで踊る二人の尻がばっちり拝めましてですね、尻・・・尻・・・尻が・・・神谷さんの尻が・・・・・・・・・・・・(察してw)。

あとMCでなんの話してたときだっけなぁー?神谷さんがみゆの腕を結構な勢いでバチコーーーンって叩いたんだよね。そこKAmiYU最高すぎた。あとあと健康というよりも節約のため(なんの節約よ!?w)にお弁当箱にサラダを入れて持ってきてるというみゆのことを「お前さー、草とか食ってるじゃん」という神谷さん。サラダを草という神谷さんに「草・・・草じゃなくてサラダ・・・」ってなことを小っちゃい声で言い返すみゆの可愛さに狂いそうでした。“EGUYU(えぐゆ)”もちょっと面白かったけどw(貰ったら高級すぎて引くほどのアクセサリー(ブレスレット)をみゆの誕プレに買ってきて色違いの石を「どっちがいい?」とみゆに選ばせ残ったほうを自分が付ける、つまり色違いでお揃いにする江口くんいろいろ怖い・・・)。




おまけ*



帰宅していと子とひとしきり遊んで、じゃあちょっとパジャマ取ってくるねって自室に行くため目を離す→戻ったら見慣れない紫のボールで遊んでる→わたし「あれー?いと子それなに新しいおもちゃ買ってもらったの?」→いと子「ガシガシ」→わたし「・・・」→いと子「ガシガシガシガシ」→「!!??ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!それ浩史のサインボール!!!!!!!!!!!」



ほんの僅かの隙にわたしのバッグの中に入ってた神谷さんが投げたサインボールを目敏く見つけて奪ういと子恐ろしい・・・。目がギランと光ってるし・・・(フラッシュの反射ですw)。
指を噛まれながら慌てて奪還するも若干滲んでしまった気がしなくもないけど気のせい気のせい。