『仮面ライダーゴースト』第34話「迷走!夢の世界!」

アカリの「夢の世界」は最先端の研究器具が揃ってる専用の研究室で、アランの「夢の世界」はたこ焼き食べ放題でもう食べられないよぉ〜(デブボイス)ってのはいいとして、いろんなコスプレした妹に囲まれて「お兄ちゃん(はぁと)」って言ってもらうのが「夢の世界」だというマコト兄ちゃんは本気でどうかと思います。これがさ、高校の制服を着たカノン→女子大生スタイルのカノン→OLのカノン→ウェディングドレスのカノン って“大人になっていく”段階を踏んでるとかならまだわかるのよ。それなら妹愛として理解できる。でもマコト兄ちゃんの『夢』はガチで『妹のコスプレ』を見てニヤニヤですからね。
タケルにおめーら目的思い出せよと言われて我に返ったけど、一番御名残惜しそうに「カノン・・・・・・」ってしょんぼりしてんじゃないわよこのシスコンが!!タケルに止められなかったらコスプレカノンと何するつもりだったんだよマコト兄ちゃんよー!。
と思ったんだけど、おもいっきり落書きされたアラン様に「私の顔に何かついているのか?」と聞かれ笑いをこらえながらこの場ではどう返すのが正解か考えた結果「何でもない」とカッコよく言い切ったマコト兄ちゃんはやっぱりおもしろカッコよかったんでプラマイゼロ(笑)・・・・・・・・・・と言いたいところだけど、でもやっぱ「カノンがいっぱいだー!」はアウト。
(でもこれ、タケルたちはちゃんとした依頼を受けて、それも兄弟そろって大学教授という「結構な御身分」である人に協力してるわけだよね?。それなのに自分ひとりだけ夢の世界に連れて行ってもらえなかったからといってアラン様の顔に落書きするってのはなぁ・・・。何があるかわからない以上、監視と有事に対応するために誰かひとりが残るってのは当然の判断なわけで、御成はそれを任されたわけじゃん?。アカリならわかるけど、御成はこの状況でそういうことをするような子供染みた人間じゃないと思ってたんだけどな・・・)
あとなんか冒頭で仙人がダラダラ説明してたけど(アラン様とマコト兄ちゃんはおっちゃんと呼ばれる人物がイーディス長官とは「他人の空似」ってことで納得したのか?)、99日の生き返り期限はまだ有効でタケルはゴーストのままで期日がきたら眼魂と共に消滅する(身体は存在していない)ってなことのようで、そんで今回英雄・グリムが憑依してるということは、今現在は2周目のお題である「英雄の心を繋ぐ」話をやってる最中ってことなのか?。心を繋ぐ英雄たちを一体ずつフィーチャリングしてるところで、アニメでいうお当番回をやってるってことなの?。え?グレイトフルになってんのにまだ英雄の心って繋がってないの?。
説明されてもぜんぜんスッキリした感じがないのはなんなんだろうなー。説明された内容がわからないわけじゃなくって、言ってることはわかるんだけどだから何?という気持ちが拭えないというか。
あとさ、みんなが、特にマコト兄ちゃんが!!!夢の世界でデレデレしてるのに対しタケルは「俺の楽しみってなんだろう」とかなんとか自問自答してたけど、タケルって18歳の誕生日に死んだわけだよね?。つまり17歳までは普通に生きてたわけだよね?。云わば青春真っ盛りじゃん。子供の頃に眼魔世界へ送られたマコト兄ちゃんでさえ、ついこの前まで眼魔だったアラン様でさえ「楽しみ」があるというのに、タケルにはそういうものがないってなんなんだろうね?。